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アップル「watchOS 8」提供開始 瞑想からドアロックまで多彩な機能を実装

2021年09月22日 13時10分更新

 Appleは9月21日、Apple Watchの新OST「watchOS 8」を提供開始した。

 スポーツのアクティビティーを管理するワークアウトでは、「太極拳」「ピラティス」といった運動を新たにサポートしたほか、サイクリング用には乗車開始や停止を検出するなど制度を高めている。さらに新たにサイクリングの中の転倒などを検出して緊急通報するなどの機能も搭載。

ワークアウト

 新たにマインドフルネス(瞑想)が追加されており、iPhoneやApple TVでの没入型ビデオ体験をサポート。睡眠時の呼吸モニタリングなどの機能も追加された。

マインドフルネス(瞑想)

 Wallet機能には家や自動車の鍵として使える機能が強化され、自動車のエンジン始動も可能。また、米国の一部の州では運転免許証または州のIDカードとして利用できるようになった。

Wallet機能

 ホームアプリではHomeKitと連携して玄関先に来ている人の姿をApple Watchで見ることが可能となり、HomePod miniを通じて自宅の家族にメッセージを送ることも可能。また、新たなウォッチフェイスとして、顔をインテリジェントに認識してトリミングするポートレート機能や、クラシックなワールドタイムフェイスが登場。

ホームアプリ

新ウオッチフェイス

 このほか、カメラや各種通知、タイマーなどさまざまな機能が強化されている。Apple Watch Series3モデル以降の無料ソフトウェアアップデートとして提供が開始されている。

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