週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

新しい主力機種「Kindle Paperwhite」発表、最上位Oasis譲りの機能を多数盛り込む

2021年09月21日 22時00分更新

Kindle Paperwhite Kidsモデル

 Amazonは9月21日、電子書籍端末Kindleシリーズの最新モデル「Kindle Paperwhite」(2021年モデル)シリーズの予約受付を開始した。価格は1万4980円(8GB、広告付き)から。発売は10月27日。

 Kinle Paperwhiteは2012年11月に国内販売。高解像度化、記憶容量を増やしたマンガモデルの投入、防水対応など進化を続けていた。E-Ink(電子ペーパー)を利用しており、紙のような読みごちの良さが特徴だ。新モデルではディスプレーや画質、高速なレスポンスなど要望を受けて改良を加えている。

Kindleの歴史

Kindle Paperwhiteの特徴

 今までにない進化として、シグニチャーエディション、キッズモデルを加えた3モデル展開する。いまのところWi-Fiモデルのみで、4Gモデルの展開は未定。

画面が大型化。ただし狭ベゼルのためサイズはそれほど大きくなっていない。

IPX8相当の防水機能を持つようになった。

 容量は8GB。画面が6.8インチ(300ppi)と13%大型化。同じフォントサイズであればより多くの文字を表示できる。最新E-Inkディスプレーを搭載し、ページ送りのレスポンスを20%高速化、色調調節ライト機能、最大設定で10%明るくなったディスプレーなどを搭載。1回のフル充電で最大10週間のバッテリー寿命をうたっている。

従来モデルと比較して1画面の情報量が増えた。反応も速く、一呼吸早く画面の表示が終わる。

コルクカバー5980円、レザーカバー4780円、ファブリックカバー 3680円も用意している。

 本体サイズは幅124×高さ174×厚さ11mm。大型化したが狭ベゼルでスッキリとしたフォルムにした。

上からスライドして出るUIから色調の変更などの設定を変えられる。

アンバー方向に調整したところ。間接照明の夜間などに適している。

 これまでは最上位のOasisのみが搭載していた色調調節ライトは24段階。明るい昼間は白色、夜のリビングではアンバーといった形で状況に合わせた色調が選べる。フロントライトのLED数は5個から17個に増やしている。一方でバッテリー容量は増やし、利用可能時間が大きく伸びた。IPX8等級の防水機能を持つ。水没も可能なので浴室やビーチといった水辺での利用時も安心だ。充電はUSB Type-C経由となった。広告付きモデルとWi-Fiモデルの2種類があり、価格は1万4980円/1万6980円。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります