シャオミは、オンラインイベントでハイエンドスマートフォン「Xiaomi 11T」「Xiaomi 11T Pro」、タブレット「Xiaomi Pad 5」などの製品を発表。今回のイベントは基本的にEU圏向けだったが、Xiaomi Japanの公式Twitterアカウント(@XiaomiJapan)が、上記3製品が日本で発売予定であることを公表している。
手軽に映画のような動画が撮影可能
1億800万画素カメラ+120Hz対応ディスプレー+スナドラ888
まずはスマートフォンの「Xiaomi 11T」「Xiaomi 11T Pro」。「One-click Cinemagic」として、ボタンを押すだけで、自動的に被写体を追いかけてズームするなど、映画ライクな映像を簡単に撮影できる点を特にアピールした。また、「Audio Zoom」という機能をオンにすると、動画撮影時にズームした先の音をボリュームを高めて録音。発表会内では鉄板で焼かれるステーキの音を拾う様子が紹介された。このAudio Zoomを実現するため、マイクを3つ装備。音の位置関係を計算することでノイズを軽減しているという。
カメラは3眼構成で、メインは1億800万画素。120度の画角の超広角800万画素、最短3cmのテレマクロカメラと組み合わせられる。カメラ部はシンメトリックなデザインになっているともに、録画時は赤いLEDを灯すなど、ビデオカメラのイメージに合わせた演出も面白い。
ディスプレーは6.67型有機ELで、120Hzのリフレッシュレートや10bitカラー表示に対応する。ディスプレーがフラットなのに対し、背面は両側面がエッジになったデザインで持ちやすさをアピール。カラバリはMeteorite Gray、Moonlight White、Celestial Blueの3色。
Xiaomi 11T Proは最大120Wという、これまでにないレベルの急速充電にも対応している(Xiaomi 11Tは最大67W)。対応ACアダプターも付属しており、5000mAhのバッテリーを100%まで充電するのにかかる時間はわずか17分とのことだ。
CPUはXiaomi 11Tが6nmプロセスで3GHz動作のMediaTek製「Dimensity 1200 Ultra」、Xiaomi 11T ProはSnapdragon 888。価格はXiaomi 11Tが8GB/128GBモデルで499ユーロ(約6万5000円)、Xiaomi 11T Proが8GB/128GBモデルで649ユーロ(約8万4000円)。
ペン対応の高性能11型タブレット「Xiaomi Pad 5」
続いて、Xiaomi Pad 5は、16:10で11型のディスプレーを採用したペン対応タブレット。
ディスプレーはWQHD+解像度の液晶で、120Hzのリフレッシュレートにも対応する。CPUは800番台のSnapdragon 860。また、Dolby Atmos対応のクアッドスピーカーでパワフルなサウンドが楽しめるほか、バッテリー容量は8720mAhと大容量となっている。
同機で使える「Xiomi Smart Pen」は4096段階を検知し、12.2gという軽さ。またペンの先近くにある2つのボタンで各種の操作が可能。充電はXiaomi Pad 5の側面に磁石でくっつけることで可能なタイプで、100%までの充電は18分で完了する。
価格は6GB/128GBモデルで349ユーロ(約4万5000円)。高性能なAndroidタブレットは選択肢が減っている状況なので、こちらも国内上陸が待ち遠しい1台と言える。
魔法のような映像体験を
— Xiaomi Japan (@XiaomiJapan) September 15, 2021
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上記画像のXiaomi 11TにはFeliCaのロゴらしきものが見えるが、日本版には搭載される!?
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