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ソフトバンクの5Gは来月人口カバー率80%、来春90% パケ止まり問題もしっかり対策

2021年09月14日 10時55分更新

 ソフトバンクは14日の発表会で、5Gサービスの現状や品質向上に向けた取り組みについて公表。10月末時点で人口カバー率は80%、来春時点で90%に達することを明らかにした。

 発表会前日の9月13日時点での5G人口カバー率は59%超、基地局数は1万4000局超とのことだが、10月末には80%、2万局にまで一気に伸ばす予定。

 一方で、5Gはまだサービスエリアを拡大している段階で、LTEでは問題無く繋がる場所でも、5Gでは電波がギリギリになるエリアの端がどうしても生じる。そういう場所で5Gによる通信を優先させた結果、「パケ止まり」という状況が発生することがあり、ソフトバンクに限らず、ユーザーの不満の声がSNS上で多く見られる。

 この「パケ止まり」が発生しにくくなるよう、品質向上の取り組みも実施しているという。具体的には下りはより高速な5G、上りは繋がりやすい4Gで通信を確保するなど、5Gと4Gの両システムを最適に組み合わせることで、「パケ止まり」を抑制する。また、今後は5G周波数のキャリアアグリゲーションで、より快適な5Gサービスを提供していくとしている。

 

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