KDDIは、今年3月に開始したオンライン専業の新プラン「povo」を2.0に進化。基本プランを0円にして、データ通信を追加する形に変更する。これにより、3GBが月990円で利用できるようになる。「povo2.0」は9月下旬に提供開始。これにともない既存のサービスは「povo1.0」と名称を変更し、povo2.0の開始とともに新規受付を終了する。
povo2.0の最大の特長はベースプランが月0円であること。通話・SMSは従量課金で、データ通信はこのあとに説明する「データトッピング」を追加しない限り、最大128kbpsとなる。
データトッピングは、以下の画像にあるとおりに5つの容量に、1回の課金でそこから24時間使い放題になるタイプ(povo1.0では1回220円だったが、povo2.0では1回330円に)の6種類。30日間有効の20GBは2700円なのでベースプランとの組み合わせでpovo1.0(月2728円)とほぼ同額。ただし60GBのオプションは6490円で90日間有効なので、1ヵ月あたりにすると実質的に20GBで月2163円と値下げされる形だ。
そのほか、従来と同じく通話定額のトッピングを用意(1回5分までが月550円、かけ放題が月1650円)。さらにコンテンツのトッピングもあり、7日間DAZNが見られる「DAZN使い放題パック (7日間)」が760円、KDDI系動画サービスのsmash.に対応した「smash.使い放題パック (24時間)」が220円となっている。なお、有料トッピングの有効期限から180日間、トッピングを購入しない場合は契約解除となる場合があるとしている。
povo2.0の開始に合わせて、povoのデータトッピングの初回購入時に最大20GBの通信量をプレゼントするキャンペーンを実施。また、「#ギガ活」として、対象となるチェーン店でau PAYで料金を支払うなどで通信量をプレゼントするサービスも展開する。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります