ゲーム性能はどれくらいあるのか各種ベンチマークでチェック
来たる大型タイトルもWQHDや4Kで! RTX 3080 Ti搭載で静音性も高いハイエンドゲーミングPC「G-Tune HP-Z」
前回、ゲームはもちろん、写真、動画の編集や、イラスト制作などをメインに行ないたいクリエイターも注目な性能を示した「G-Tune HP-Z」。しかし、やはりマウスコンピューターのゲーミングブランドG-Tuneの最上位の一角をなすG-Tune HP-Zの本領を発揮するのは、ゲーミングだ。
ということで今回は、NVIDIA最上位GPUのGeForce RTX 3090に迫る性能を発揮するGeForce RTX 3080 Tiを搭載するG-Tune HP-Zのゲーミングパフォーマンスをチェックしていこう。
G-Tune HP-Zの主なスペック | |
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CPU | Core i9-11900K(3.5GHz~最大5.3GHz)、8コア/16スレッド |
CPUクーラー | 水冷CPUクーラー(360mmラジエーター) |
グラフィックス | GeForce RTX 3080 Ti GDDR6X 12GB |
メモリー | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD(NVMe対応)、4TB HDD |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
通信規格 | 有線LAN(2.5GBASE-T) |
電源 | 1200W 80PLUS GOLD |
インターフェース(前面) | USB 3.0×2、USB 2.0×2、マイク入力/モノラル、ヘッドフォン出力 |
インターフェース(背面) | USB 3.2 Type-C、USB 3.0×5、USB 2.0×2、マイク入力、ラインイン、ラインアウト、リアスピーカー、センター・サブウーファー、S/PDIF |
サイズ | およそ幅215×奥行490×高さ481mm |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
定番ベンチマークで性能をチェック
手始めに定番ベンチマークの「3DMark」ベンチマークで見ていこう。APIにDirectX 12を使用したテストの「Time Spy」と「Time Spy Extreme」に、リアルタイムレイトレーシング性能を計測する「Port Poyal」と「DirectX Raytracing feature test」を実行している。
WQHD、4K解像度でのゲームプレイをターゲットにするGeForce RTX 3080 Tiだけあって、WQHD解像度の「Time Spy」でGraphics scoreは1万8638の高スコアーを記録し、Graphics testのフレームレートはtest 1が122.97fps、test 2が105.72fpsと優秀だ。テスト解像度が4Kとなる「Time Spy Extreme」も優秀で、Graphics testのフレームレートは60fpsオーバーを記録している。
Ampereアーキテクチャを採用した第2世代となるRTXシリーズでは、リアルタイムレイトレーシング性能が大幅に向上。「DirectX Raytracing(DXR)」APIを利用した「Port Poyal」では、1万2579スコアー、58.24fpsと、CPUやメモリーなど構成は異なるが、以前計測したことのあるGeForce RTX 3090搭載パソコンに迫る結果が出ていた。さらに、シーン全体をレイトレーシングでレンダリングし、レイトレーシング専用ハードウェアの性能を測る「DirectX Raytracing feature test」も、52.86fpsと優秀だ。
ド派手なエフェクト飛び交う大規模戦を4Kプレイ
続いて、「ファイナルファンタジーXIV」の最新ベンチマーク「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」を、4K解像度、最高品質で実行してみた。
ギリギリだが、「非常に快適」指標となる1万5000スコアーを超え、平均フレームレートは106fpsを記録している。さらにWQHD解像度では平均フレームレートは163fpsにまで伸びていた。エフェクトが飛び交う総勢24人で挑むアライランスレイド戦なども、高精細なWQHD、4K解像度で楽しむことができるだろう。
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