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ROGゲーミングデバイスに白基調カラーの「MOONLIGHT WHITE」 登場! 全4モデルをチェック

2021年09月23日 11時00分更新

文● 松野将太 編集●ASCII

 PCや周辺機器の最もメジャーな色といえばブラックだが、ここ最近はホワイトやピンクなど、より明るめのカラーを基調にした製品がじわじわと増えてきている。RGB LEDを活用する製品のトレンド化や、映像配信・LANパーティーといったPCを“魅せる”機会の増加に伴い、個性的なPC環境を構築したいというニーズが増していることがひとつの要因だろう。特にホワイトカラーはクセがないために取り入れやすく、最近ではPCパーツはもちろん、周辺機器までホワイト一色で揃えるようなことも難しくなくなってきた。

 ASUSが9月3日に販売開始したゲーミングデバイス製品群「MOONLIGHT WHITE」も、そんなトレンドを強く意識したものだ。ASUSはPCパーツの分野でも既存製品のバリエーションとなる「WHITE EDITION」モデルを販売するなど、こうしたカラバリ製品に積極的なことで知られる。いずれもゲーマーには人気の「ROG」ブランド製品ということもあって、注目を集めそうだ。

 この記事では、今回登場した「MOONLIGHT WHITE」の全4製品のサンプル機を用意し、それぞれの外観や特徴をチェックしてみた。購入を検討しているユーザーの参考になれば幸いだ。

ゲーマー向けROGブランドのカラバリ製品

 現在のところ、「MOONLIGHT WHITE」の製品ラインアップはキーボード、マウス、ヘッドセット、イヤフォンの4製品。いずれも元となる製品は発売済みで、デザインはそのまま、本体カラーのみをホワイト基調に変更したモデルだ。ヘッドセットとイヤフォンを好みで選択すれば、周辺機器を「MOONLIGHT WHITE」で揃えることが可能になっている。「WHITE EDITION」の自作PCパーツを使って組み上げたPCとあわせ、真っ白なPC環境を実現するのも面白いだろう。

ROGの「WHITE EDITION」パーツで組み上げた白いPC。今回のMOONLIGHT WHITEも加えれば、さらに統一感のあるPC環境が作れるはず

■ROG Strix Scope NX TKL MOONLIGHT WHITE
実売価格1万6000円前後

「ROG Strix Scope NX TKL MOONLIGHT WHITE」

 「ROG Strix Scope NX TKL MOONLIGHT WHITE」は、テンキーレスタイプのコンパクトなメカニカルキーボード。日本語配列だが幅広のスペースキーとCtrlキーを搭載するなど、ゲーム向けの配列を採用するのが大きな特徴だ。キースイッチはASUS ROG独自の「ROG NX RED」スイッチで、バックライトはAura SyncによるRGBライティングカラー・パターンの変更が可能となっている。

日本語配列だがスペースバーやCtrlキーが大きめで、PCゲームの操作を強く意識していることが分かる

キースイッチは作動点1.8mm前後、押下圧45gfの「ROG NX RED」。キートップのカスタムも容易だ

接続は有線で、ケーブル自体は取り外しが可能。持ち運びしやすいのが〇

■ROG Strix Impact II MOONLIGHT WHITE
実売価格5000円前後

「ROG Strix Impact II MOONLIGHT WHITE」

 「ROG Strix Impact II MOONLIGHT WHITE」は、重量79g(ケーブル除く)の軽さが特徴のゲーミングマウス。サイドボタンは左側面に2つ搭載し、ボタン部分以外は左右対称型のデザインを採用しているFPSやMOBA向きの製品だ。センサーは光学式で、解像度は200~6200DPI、レポートレートは1000Hz。なお、DPIの変更スイッチはマウス底面に配置されている。

左右対称で、オーソドックスかつ扱いやすい形状

左側面にサイドボタンを2つ用意

底面にはDPI変更ボタンが配置されている(写真中央下側の台形部のボタン)

ホイール周りにボタン類はなし。ホイールはクリック感のあるタイプ

■ROG Strix Go Core MOONLIGHT WHITE
実売価格1万円前後

「ROG Strix Go Core MOONLIGHT WHITE」

 「ROG Strix Go Core MOONLIGHT WHITE」は、PCやMacはもちろん、スマートフォン、PlayStation 5、Xbox One、Nintendo Switchなど様々なプラットフォームで使用できるゲーミングヘッドセットだ。40mmのASUS Essenceドライバーを採用し、周波数帯域は20Hz~40kHz、インピーダンスは32オーム。単一指向性のブームマイクは取り外し式で、周波数帯域は100Hz~10kHz、感度は-45dB。接続は3.5mmステレオミニプラグで、付属品としてオーディオ/マイクのスプリッターケーブルが用意される。

イヤーカップにはROGの特徴的なロゴがデザインされている

カップ部分は持ち運びの際などに回転させられる

伸長式のイヤーバンド。金属部分には同社の「サイバーテキストパターン」を思わせるデザインが

クッションは合皮製で、メッシュ部分にもROGのロゴがプリントされている

ブームマイクは取り外し式で、オーディオのスプリットケーブルが付属する

位置調節の自由度は高め。単一指向性なので、周囲の雑音も比較的拾いにくい印象だ

■ROG Cetra II Core MOONLIGHT WHITE
実売価格8000円前後

「ROG Cetra II Core MOONLIGHT WHITE」

 「ROG Cetra II Core MOONLIGHT WHITE」は、アルミ製ハウジングを採用する外観が印象的なインイヤー型ゲーミングイヤフォン。搭載する9.4mmのASUS Essenceドライバー部には液状シリコンゴム(LSR)素材を使用しており、周波数帯域は20Hz~40kHz、インピーダンスは32オーム。インラインコントロールでは音量アップ/ダウンや再生/一時停止の操作が可能で、無指向性のマイクも利用可能。持ち運びに便利なトラベルケースが付属するほか、複数サイズのイヤーフィンとイヤーチップ、フォームイヤーチップが付属する。接続は3.5mmステレオミニプラグのため、PCやゲーム機、スマートフォンなどで利用可能だ。

イヤーチップは3種類から選択可能。イヤーフィンもサイズ違いのものが付属する

インラインコントロール。音量調整と再生/一時停止の操作が可能だ

持ち運び用のトラベルポーチが付属

イヤーチップ、イヤーフィン各種はポーチ内に封入されている。耳のフィット感にあわせて付け替えが可能だ

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