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サイバーエージェント、ロボット学の権威 石黒教授の新会社AVITAと資本業務提携

2021年09月08日 19時15分更新

サイバーエージェントとAVITAが資本業務提携を締結

 サイバーエージェントは9月7日、AVITAと資本業務提携を締結した。

 AVITAの代表取締役CEOで大阪大学大学院基礎工学研究科 教授の石黒 浩氏は、20年以上に渡って人と関わるロボットやアバターの研究開発に取り組んできたロボット研究の第一人者。

 AVITAは大学発ベンチャーとして2021年6月に設立され、石黒氏の研究成果や、ムーンショット型研究開発制度、大阪・関西万博といったプロジェクトや企業との連携で生み出される研究成果を、社会に実装することを目指している。

 一方のサイバーエージェントは、2017年4月から「AI Lab」として石黒氏らと共同研究講座を発足し、複数の研究活動を実施してきた。また、自社サービス開発と運用の知見を強みに、企業のDX推進を支援している。

 今回の資本業務提携によって、各企業の課題解決と、DX推進を実行する上で重要な「最高の顧客体験の実現」を目指し、石黒氏がこれまで研究開発してきたロボット技術と対話技術を用いて、CGアバターやロボットアバターをインターフェースとした、「実世界の接客への拡張」に取り組んでいくと明かされている。

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