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2022年初めに適用

アップルが公正取引委員会と和解、リーダーアプリで外部リンクが可能に

2021年09月02日 16時00分更新

アップル公式サイトより

 アップルは9月1日、「App Store」にてアプリ開発者に課していた決済システムの制限を一部緩和すると発表した。この変更は2022年初めに適用される。

 これまでアップルは、同ストアでコンテンツを販売するアプリ事業者に対して、アプリ内決済以外の課金方法を禁止していた。公正取引委員会は、アップルが開発事業者の事業を制限しており、独占禁止法違反の疑いがあるとして2017年10月より審査を行なってきた。

 今回、アップルが改善措置として同ストアのガイドライン規定を一部改定することで、公正取引委員会と合意に至り、調査は終了となった。本アップデートにより、「リーダー」アプリの開発者は、ユーザーアカウントを管理できるように、アプリ内に自社ウェブサイトへのリンクを1つ設置できるようになる。

 アップルはこの変更を、App Storeで公開されている世界中のすべてのリーダーアプリに適用する。リーダーアプリは、デジタル版の雑誌、新聞、書籍、オーディオ、音楽、ビデオなどのユーザーが購入したコンテンツまたはサブスクリプションコンテンツを提供するアプリ。

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