TVS REGZAは9月1日、Android TV採用の4K液晶レグザ「Z570K」シリーズを発表した。Z670KとM550Kの間を埋める4K液晶レグザの新シリーズ。43~65型の4サイズがあり、価格はすべてオープンプライス。店頭での販売価格は12.1万円~23.1万円前後になる見込み。発売は65型と55型が先行し9月17日、50型/43型が10月上旬/下旬。
基本性能やデザインはM550Kがベース。Z670Kとはバックライトが異なるが、同じ倍速パネルを搭載する。4K120p対応などゲームの低遅延表示も特徴で、「最も手軽なHDMI 2.1対応4Kレグザ」として展開する。ゲーム専用高画質のほか、0.83msの低遅延表示(4K/1080pの120Hz入力など)に対応する。映像エンジンはZ670K/M550Kと同じ「レグザエンジンZR I」。直下型LEDバックライトは独自のガンマ特性・輝度特性の専用チューニングを施した。
機能面では「ナチュラル美肌トーン」をほかの2021年モデル同様に搭載。自然な質感で立体感のある人肌の再現にこだわっている。また、「おまかせAIピクチャーZR I」「地デジAIビューティZR I」「クラウドAI高画質テクノロジー」「ネット動画ビューティZR I」といった特徴も継承している。
音質面では、ドルビーアトモス対応で重低音再生にこだわったスピーカーシステムを搭載。バスレフボックス配置のフルレンジスピーカー、重低音バズーカを合計40Wのマルチアンプで駆動する。
リモコンも改善。ネット動画サービスをダイレクトで呼び出せるボタンを配置している。対応サービスは、ABEMA、Hulu、U-NEXT、YouTube、Amazon Prime Video。Netflixには対応しない。また、新搭載の「My.Choice」ボタンで、お気に入りのネット動画やHDMI接続した外部機器の登録が可能。
搭載チューナーは、BS/CS 4K放送×2、地上・BS・110度CSデジタル×3で、USB HDDを追加することで、2K放送の2番組同時録画、4K放送の裏番組録画ができる。録画番組を視聴するための機能・UIもレグザらしくこだわっている。また、別売のタイムシフトマシンハードディスク「D-M210」を接続すれば、“タイムシフトマシン内蔵”レグザに近い操作感が得られるほか、離れた場所に置いたタイムシフトマシン対応レグザとDLNAで連携し、過去番組表から録画番組を参照できるようになった。
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