小田急電鉄は9月1日、「“ごみ”のない世界へ。Beyond Waste」を事業ビジョンとするウェイストマネジメント事業「WOOMS」(ウームス)をスタートした。
主に自治体や廃棄物排出・収集事業者を対象に廃棄物収集業務を効率化し、そこから生まれたリソースをごみの削減やリサイクルの拡充へと繋げる取り組み。資源・廃棄物に関わる自治体や事業者に、テクノロジーを活用した収集から事務業務の効率化を支援する「収集・排出サポート」と、効率化による余力を活用し、資源循環を高める施策を提供する「資源循環サポート」で構成するソリューションを順次提供する。
「収集・排出サポート」は、集積所の位置情報をデータ化し、タブレットを活用したルート案内や収集データの蓄積により収集スタッフの業務効率化を促進する「収集サポートシステム」、リアルタイムな収集状況の把握と収集データの活用により業務最適化を促進する「管理サポートシステム」、事業者向けに電子マニフェストの発行などのサービスを提供する「事務処理サポートシステム」の3つの業務システムを確立し、顧客が抱えるそれぞれの課題に対し、最適なシステム活用を通じた解決策を提案、助言する。
「資源循環サポート」は、廃棄物削減・リサイクルに加え、自治体における市民啓発に繋がる環境教育プログラムなど、自治体および事業者の資源循環施策の実現に向けたアクティベーションやプロダクトを多様なパートナーと連携・開発し、提供するとしている。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。
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