金沢シーサイドFMは8月30日、コミュニティー放送局「金沢シーサイドFM」の開局を2022年3月に目指すと発表した。
コミュニティー放送局は、民間の放送事業者がひとつの市町村の一部区域における需要に応えるために行なうFM放送。地域密着の情報を提供することを通じて、当該地域の振興その他の公共の福祉の増進に寄与すること、ひいては「まち全体を元気にすること」を目的として制度化されたもの。
金沢シーサイドFMは、関東学院大学経済学部伊藤ゼミで「金沢区コミュニティFM設立委員会」を設立し、株主の募集から開局までを学生たちで行なっている。
他のコミュニティー放送局では番組を大学が持つことはあっても、開局を学生達で行なうのは日本で初の取り組みだという。
またFM放送局としての目的としては、金沢区の人と人、人と事業者、人とお店、人と行政を繋ぐことで、地域のコミュニケーションを成立させ、「『まち』を元気にすること」としている。
さらに地域限定の情報発信メディアであるコミュニティー放送局は、地域限定の災害に重要な役割を果たすことが期待でき、同放送局でも、金沢区民のために放送するメディアなため、金沢区の情報を「生」でピンポイントに伝えることができるとしている。
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