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ファーウェイ「MateBook X Pro 2021」 実機レビュー = 11世代コアに14型3Kディスプレーが魅力! - 週刊アスキー

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ASCII Power Review

第139回

GeForceやめても速くなってました!

ファーウェイ「MateBook X Pro 2021」 実機レビュー = 11世代コアに14型3Kディスプレーが魅力!

 MateBook X Proのキーボードのキーピッチは実測19mm前後、キーストロークは実測1.2mm前後。「-」「^」「\」以外のキーはすべて等幅に揃えられており、配置も自然だ。キーストロークは数値的には浅いが、適切な押圧力が与えられており打鍵感は良好。打鍵音も比較的低めに抑えられている。フルスピードで文字入力できるキーボードだ。

 タッチパッドは実測120×77mmと広め。また、圧力を感知してクリック感をフィードバックとして返す「HUAWEIフリータッチ」が採用されている。マウスいらずのタッチパッドと太鼓判を押せる。

 ディスプレーはモバイルノートPCとしては平均以上の色域を備えており、表面処理がグレア(光沢)ということもあって、非常に鮮やかに画像を表示できる。照明の映り込みなどが気になる方は、反射防止液晶保護フィルムなどを購入することをお勧めする。

 本製品の使い勝手で注意喚起しておきたいのがポップアップ式ウェブカメラ。これにより約91%の画面占有率を実現し、カメラを物理的にふさげてプライバシー的にも安心なのだが、一般的なウェブカメラより低い位置に配置されているので不自然な構図となる。もちろん目線も合わない。たまにプライベートで使うぐらいならよいが、重要なビデオ会議には別途外付けウェブカメラを用意したほうがよいと思う。

キーピッチは実測19mm前後

キーストロークは実測1.2mm前後

キーボードバックライトは明るさを2段階で調整可能

タッチパッドは実測120×77mm

電源ボタンは指紋認証センサー一体型

キーボード奥にポップアップ式ウェブカメラ(720p)を内蔵。物理的にカメラをふさげるのでプライバシー的に安心だ

低い位置にウェブカメラが設置されているので、下から見上げるような不自然な構図となる。ただ、室内灯下でも明るく、自然な発色で撮影できるのはファーウェイ製ノートPCならではの美点だ

ディスプレーの表面処理はグレア(光沢)。最大輝度も450cd/平方mと明るめなので、鮮やかに画像を表示できる

実測したsRGBカバー率は98.6%、sRGB比は100.9%

クラムシェルスタイルのノートPCだがマルチタッチに対応。ウェブや画像閲覧時に細部を確認したい際に重宝する。ちょっとしたメモ、イラスト書きもこなせるぞ

外部グラフィックスなしで
3Dゲームをプレイできる性能を発揮

 最後にパフォーマンスをチェックしてみよう。まずはCPU性能だが、MateBook X Proは「CINEBENCH R20」で1727pts、「CINEBENCH R15」で802cbを記録した。「Core i7-10510U」と「GeForce MX250」を搭載するMateBook 13 2020はR20で1484pts、R15で715cbだったので、MateBook X Proは約1.16倍、約1.12倍のスコアを記録している。CPU性能については順当な進化と言えよう。

 一方、3Dグラフィック性能については内蔵グラフィックス「Intel Iris Xe Graphics」を使用するMateBook X Proが「3DMark」のTime Spyで1672、Fire Strikeで4447を記録した。外部グラフィックス「GeForce MX250」を使用するMateBook 13 2020がTime Spyで1249、Fire Strikeで3391だったので、MateBook X Proは約1.34倍、約1.31倍のスコアを記録している。

 Intel Iris Xe Graphicsは3Dグラフィックス性能が大幅に向上しているので、たとえ「GeForce MX350」であっても追加するメリットは少ないわけだ。

 「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は3372.22MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は3023.50/sを記録。どちらも3000MB/sを超えており十分に速いが、2021年のハイエンドモデルとしてはPCIe Gen4 x4接続SSDを搭載してほしかったところだ。

 バッテリー駆動時間は、ディスプレー輝度40%、バッテリー残量2%までという条件でバッテリーベンチマーク「BBench」を実行したところ、9時間58分24秒動作した。大台にはぎりぎり届かなかったが、モバイル用途に十二分なスタミナ性能を備えていると言える。

「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は4431pts、R20は1727pts、R15は802cb

「3DMark」のTime Spyは1672、Fire Strikeは4447、Wild Lifeは12176

「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は3372MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は3023MB/s

「CINEBENCH R23」を10分間連続実行後のキーボード面の最大温度は39.5℃(室温22.9℃で測定)、底面の最大温度は37.9℃、ACアダプターの最大温度は40.1℃

ウェブカメラは人を選ぶが
クラムシェル型ノートPCの完成形に近い一台

 本製品は内部的なマイナーチェンジモデルであることは間違いない。しかし、逆に言えば2020年モデルの時点でクラムシェル型ノートPCとして完成形に近かったということだ。

 ウェブカメラの仕様だけは人を選ぶが、構図の不自然さは気にしない、または本気のビデオ会議はミラーレス一眼で臨むという方であれば、HUAWEI MateBook X Pro 2021は強くお勧めできる一台だ。

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