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フルHD~WQHDでかなり快適なゲームプレイを実現!

Ryzen 7 5800X+RX 6700 XT搭載、約30万円のゲーミングPC「G-Tune EP-A-6700XT」は幅広い用途で活躍する熱い1台だ

2021年08月25日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●市川/ASCII
提供: マウスコンピューター

インターフェースが豊富で使い勝手は上々
ケースはエアフローに特化した内部構造

 続いて、G-Tune EP-A-6700XTの外観を見ていこう。ケースは高さが481mmのミドルタワー型のオリジナルモデルを採用。黒色をベースにしながらも、フロントラインに施された赤色のラインとG-Tuneのロゴが映える。また、フロントパネルには強化ガラスが装着され、ガラスの反射がスタイリッシュな雰囲気を醸し出している。

赤色のラインが印象的なデザイン

 そのフロントパネルには、ヘッドフォン出力とマイク入力に加えて、USB 3.0と2.0を2基ずつ、計4系統用意されている。ゲームパッドやUSBメモリー、それにヘッドセットなどでUSBを多用する人にとっては、かなり使いやすい構成だ。また、最近では搭載しないモデルも多い中、G-Tune EP-A-6700XTではスロットローディング方式の光学式ドライブが用意されている点も押さえておきたい。光学メディアでデータの受け渡しをする際や、古いゲームなどを遊びたいときに、光学式ドライブは重宝するユーザーも多いのではないだろうか。

USBが4系統用意されたフロントパネルのインターフェース

 左側面は窓のないスチール製だが、BTOのオプションで内部が見える強化ガラスを選択することも可能。その内部構造だが、ビデオカードの長さが約269mmであることと、簡易水冷クーラーを採用したことでCPU周りがスッキリしている点が加わって、かなり空間に余裕がある。とくに、カードの後方あたり、つまりフロントパネル側の空間はかなり広々としており、メンテナンス性も良好。ここに2.5インチシャドウベイが2つ用意されているので、HDDやSSDの増設も容易だ。

左側面のサイドパネルを外して内部を確認した様子

 内部構造でユニークなのは、天板部に電源ユニットが横向きに実装され、そこに120mm角ファンを1基搭載していることと、それに合わせて同じく横向きに簡易水冷クーラーのラジエーターが装着されている点だ。

 G-Tune EP-A-6700XTでは、両側面にハニカム構造の吸気孔が用意されており、ここから入ったエアーが背面の120mm角ファンを通して排気される仕組みだ。また、吸気孔は底面にも用意され、ここにはスライドするだけで取り外しが可能な防塵フィルターが備わっており、埃の除去といった手入れも簡単だ。

ラジエーターや電源ユニットは、天板側に横向きに搭載されているのが特徴的だ

 背面には、オーディオ端子のほかに、PS/2ポートが1基とUSB 3.0が6基、さらにType-AのUSB 3.1が2基用意され、インターフェースが足りなくなることはまずないはずだ。

背面の様子。映像出力は、ビデオカード側の3基のDisplayPortおよび1基のHDMIを利用することとなる

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