2021年内に世界同時リリース予定

これが最後のリネージュとなる!?『リネージュW』グローバル発表会が開催

2021年08月19日 17時50分更新

文● Zenon／ASCII

　NCSOFTは8月19日、世界13ヵ国でグローバル展開を行なうリネージュシリーズ最新作『リネージュW（LineageW）」の最新情報を発表する、グローバルオンライン発表会「The World」を実施した。

　そこでは、本作が2021年内に世界同時リリース予定であることや、戦闘システムなどの紹介、そして複数ヵ国のプレイヤーがスムーズにコミュニケーションを取るための機能を実装することなどを発表した。

　また、本作はクロスプラットフォームに対応する予定で、iOS／Androidをはじめ、独自のプラットフォーム「パープル（PURPLE）」を介して、PCでもプレイ可能。コンシューマーゲーム機器によるクロスプレイも、準備中だと明かした。

■【リネージュW】ショーケース：The World

以下、リリースより。

最後のリネージュを開発するという気持ちで挑んだプロジェクト『リネージュW』

2021年内に世界同時リリースを発表

　『リネージュW』は、PCオンラインゲーム『リネージュ』の正統性を継承しながらも、「ワールドワイド」というコンセプトに基づきグローバル展開を前提として戦略的に開発された、最新タイトルです。

　本日2021年8月19日に行なわれた、グローバルオンライン発表会「The World」にて、2021年内に『リネージュW』を世界同時リリース予定であることを発表しました。

　韓国NCSOFT「キムテクジン」CCO（Chief Creative Officer）は、『リネージュW』を「最後のリネージュを開発するという気持ちで、今回のプロジェクトを準備しました」と紹介し、「『リネージュW』はリネージュの本質である戦闘、血盟、犠牲、そして名誉の価値が込められた、約24年すべての集大成であり、リネージュ最後の作品」だといい、「リネージュの核心部分であるバトルコミュニティを世界へ広げる」と強調しました。

フル3Dの「クォータービュー」を採用！

オリジナリティーを継承した「戦闘」と「血盟」「ストーリーライン」が魅力

　グローバルオンライン発表会にて、韓国NCSOFT「イソング」リネージュWグループ長と、「チェ・ホンヨン」リネージュW開発室長は、『リネージュW』の主要特徴とサービス計画を紹介しました。

　『リネージュW』はフル3Dグラフィックとクォータービューを採用したダークファンタジーの世界であり、想像を現実化したさまざまなビジュアル演出や、リネージュの正統性を受け継ぎ、打撃感を強化した戦闘システム、没入感を高めるストーリーラインと多彩なナラティブ、改善した血盟と連合コンテンツなどの特徴を紹介しました。

本当の意味でのコミュニティの始まり

「グローバルワンビルドサービス」をはじめリアルタイムで行なわれる「AI翻訳」や「クロスプラットフォーム」でPC／コンシューマーゲーム機器でのプレイも準備中

　『リネージュW』では、「グローバルバトルコミュニティ」を実現するために「グローバルワンビルド」でサービスすることを発表しました。

　複数ヵ国のプレイヤーが一つのサーバーに集まり、言語が異なるプレイヤー同士のスムーズなコミュニケーションのために、リアルタイムに対応する「AI（人工知能）翻訳」や、ボイスをテキストチャットに自動変換する「Voice to text」機能など、プレイヤー同士のコミュニティ形成に役立つ機能が実装されます。

　また、『リネージュW』はクロスプラットフォームでサービスを行ないます。iOS／Androidをはじめ、NC独自のクロスプラットフォームの「パープル（PURPLE）」を介し、PCで『リネージュW』を楽しむことができます。さらに、コンシューマーゲーム機器によるクロスプレイも準備中となります。