さくらインターネットは8月19日、 衛星データとAI画像認識技術を活用して新規駐車場用スペースを自動検出する駐車場検知ツール「Tellus VPL」のα版を無料提供開始した。
さくらインターネットおよび、 AI・ディープラーニング技術のコンサルティング・開発を行なうRidge-i(リッジアイ)、駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippaの3社によって研究開発されたツールで、衛星データプラットフォーム「Tellus(テルース)」の公式ツールとして提供される。
開発の背景にはakippaが新規駐車場用スペース開拓にて地図で候補地を探して担当が現地に出向いて営業活動を行なうなど多大なコストを要していたという課題があったという。衛星データから新規駐車場用スペースとして活用できる候補地を見当がつけられるようになり、新規駐車場開拓における営業活動の効率化が期待できる。
ツールの開発にあたっては、Tellusの開発・利用を促進するさくらインターネットがプロジェクトの企画および衛星データの提供、Ridge-iが機械学習・ディープラーニングの技術を使って衛星データから新規駐車場用スペースの候補地を検出できるプログラムを開発。
akippaでは、ビジネスにおける本ツールの本格的な活用に向けて駐車場開拓パートナー(代理店)との連携を今後順次行なうとしている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります