週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

ゆみちぃのMINIオーナーズレポ

早朝のオートバックスでお気に入りの「MINI」を探す大作戦!

2021年08月16日 18時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

 ASCII.jp自動車部ゆみちぃ部長の「MINIに乗ってみたい」という一言から始まったスピンオフ企画のさらにスピンオフ企画「寺坂ユミのMINIミニ大作戦」。前回は東京・青海にあるMINIのフラグシップストア「MINI TOKYO BAY」で数多くのMINIに触れました。憧れのMINIに大興奮した部長ですが、一方で「自分がMINIオーナーになれるというイメージが沸かない」とのこと。そこで実際にオーナーさん達にお会いして、MINIオーナーを夢見てもらおうとなりました。

数多くのMINIが展示されているMINI TOKYO BAY

オートバックスの早朝MINIイベントに参加!

今回の取材でお邪魔したA PIT スーパーオートバックス東雲

 今回お邪魔したのはオートバックスの旗艦店舗「A PIT スーパーオートバックス東雲」店。同店では毎月第3日曜日の朝7時30分から開店前の9時頃まで「MORNING MEETING」を開催しており、第21回目となる2021年8月15日(日)のテーマはズバリ「MINI」。当方としては、実にナイスなタイミングでの開催で、行かない理由はありません。

 ですがこの日の東京都は、朝から大雨警報や洪水注意報が発令される程の大雨。朝6時30分都内某所集合と相まって、純情な部長は「こんな大雨の日に本当にイベントを開催するんですか? こんな朝早くにクルマが集まるんですか?」と部員K(筆者)に対し疑心の眼差しを向けます。同行するお目付け役(監視役)のマネージャーさんも前日夜遅くまで仕事をされていたそうで、低気圧と相まって朝から完全にグロッキー状態。道中の車内は、会話も少なく重い空気が立ち込めていました。

会場となったA PIT スーパーオートバックス東雲の駐車場

場内には数多くのMINIが……

 朝7時30分に到着すると、さすがに荒天だったので参加台数は少ないものの、そこにはMINIの姿が。大雨&早朝取材のダブルコンボで暗黒面に堕ちていた部長も、このMINIの姿に「カワイイ!」とテンションアップです。それでは大雨&早朝にも関わらず会場に集まったMINIをドドンとご紹介しましょう。

 「てっきり都内の人ばかりだと思っていたのですが、遠方のオーナーさんも多いんですね! こんな朝早く、そして大雨なのに」と、オーナー達の行動力に驚く部長。「それにMINIに乗っている人って、ちょっと年配の女性だと思っていたんですよ。でも実際にオーナーさんを見ると若い男性や家族連れの方が多くて驚きです! 私と同じくらいの年齢の方でもMINIに乗っていらっしゃるって、なんか勇気づけられますね」と、部長は感心するとともに、将来の自分を重ねているご様子です。とりあえず当初の目的は達成です。

 そして「クラシックMINIも可愛くていいなぁ。ゲットでワイルドな曲を聴きながら新宿を走ってみたいですね(笑)」と旧MINIにも興味津々。「でもBMW MINIの方が荷物が載りそうだし、快適そう」と、BMW MINIの方がお好みのようです。そして1台1台を見ながら、ある事に気づきました。「同じクルマが1台もないんですね。みんなどこかカスタマイズしている。それにユニオン・ジャック率が高いんですね」。それでは、勝手ながら来場されたMINIの中で、部長が最も気になった1台をご紹介しましょう!

寺坂ユミが選んだこの1台!
さりげないカスタマイズがカッコイイ

部長が気になったMINI 3Door Cooper S

 純情のアフィリアにおいて、アクアをイメージカラーとしている部長が指さした1台は、意外にも黒いMINI。我々部員は、2台あった水色のMINIを選ぶと思っていたのですが「この子、よく見ると色々なところにユニオン・ジャックがあるんですよ」というではありませんか。

ドアミラーカバーとサイドウインカー周りにユニオン・ジャックが

 「このさり気ないユニオン・ジャックがカワイイ! センスイイですね!」と部長は大絶賛。ちなみにこの日の部長は珍しく全身黒づくめなのですが、実は英国の某ブランドBURBERRY製でロックな雰囲気。こういう感じがお好きなのですね。

ヘッドライトにはカバーが取り付けられ、ちょっと釣り目の印象に

 「それにヘッドライトがちょっとカワイイんですよ」と、ちょっとだけ釣り目となっているところもポイントの様子。「こういうポップな感じがいいですね」と3ドアのMINIクーパーSに興味津々。ちなみにオーナーさんは若い男性で、MINIを購入して1年半なのだとか。その姿を見てMINIオーナーを夢見る少女は、将来の自分と重ね合わせておりました。

エンジンフードを開けているMINIに興味を抱くゆみちぃ部長

 「あそこのMINI、なんでエンジンフードを開けているんですか?」と疑問を抱く部長。さっそく近寄ってみましょう。すると……。

エアクリーナーとエンジンカバーが異なる様子

 黄色いエンジンカバーに目を奪われる部長。最近ワイルドでスピードな映画を観たという部長は、クルマの改造にも興味があるようで「エンジンを改造されるんですか?」とチェックします。よく見ると、グループエムのK&Nエアクリーナーを発見し、S部員は「これはヤバい!」と笑顔に。そしてエアクリーナー交換について延々と部長に説明をしたのでした。

Kiwakotoプロデュースの京都限定MINI~MINI COOPER D 3 DOOR NANOHANA Outfit~

 とはいえ、部長はエクステリアやインテリアのカスタマイズに興味を抱くお年頃。京都に拠を構える「A・STORY」という会社のカスタマイズMINIを見学してみました。このMINIは菜の花をイメージしているそうで、エクステリアはミラーカバーやフューエルリッドを変更したとのこと。

菜の花をイメージしたミラーカバー

変更されたフューエルリッド

 「ほかにカスタマイズしている部分はあるんですか?」と、ちょっとしたカスタムでは満足できない様子の部長ですが、室内を見て驚き。運転席と助手席に、菜の花とモンシロチョウの「蒔絵」がされているではありませんか!

漆の蒔絵で作られた菜の花畑のカバー

 「よく見ると、モンシロチョウの周りに金の撒きボカシがある!」と、この日一番の大きな目をして驚いた様子をみせる部長。何やら石目塗という技法が使われているとのことでした。ちなみにカスタマイズ費用は30万円前後だそうです。「さすがに30万円は……でも、世界で唯一になれるし」と乙女心は揺れ動きます。「部長、クルマは外を見ている時間よりも、室内を見ている時間の方が長いんですよ」とお伝えすると「なるほど!」と妙に納得されておりました。

取材日はMINIのイベントということもあって、MINI関連書籍がいっぱい!

 雨が強くなり店内へ避難した部長。するとイベントにあわせて店内にはMINIに関する関連書籍が並んでいました。「なるほど、オフ会に参加し刺激を受けて、MINIの本とかカスタムをその場でお願いしちゃうんですね。オートバックスさん商売がお上手ですね(笑)」と、オートバックスがオフ会を開催している理由を察した様です。こうして初めてオフ会に参加した部長は「みなさん愛車を披露したり交友を拡げたりされるんですね」と、いつの日か自分の愛車をオフ会で披露する夢を膨らませるのでした。「そして、改めてMINIはやっぱりカワイイですね!」と笑顔に。

 というわけで、次回からお気に入りのMINI探しを始めたいと思います。MINIミニ大作戦いよいよ本格始動です!

■関連サイト

寺坂ユミ(てらさかゆみ)プロフィール

 1月29日愛知県名古屋市生まれ。趣味は映画鑑賞。志倉千代丸と桃井はるこがプロデュースする学院型ガールズ・ボーカルユニット「純情のアフィリア」に10期生として加入。また「カードファイト!! ヴァンガード」の大規模大会におけるアシスタント「VANGIRLS」としても活躍する。運転免許取得してから上京後は一切運転していないが、最近は自動車にも興味を抱く。こだわりが強く興味を抱くとのめりこむタイプであることから、当連載でペーパードライバー脱出を目指しながら、お気に入りの1台を探す予定。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります