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勤務状況やプロジェクト進捗など、企業内の組織・人のデータを集約・統合・可視化

“人の活動量”を可視化し生産性向上を支援する「inctra」β版の事前登録開始

2021年08月13日 11時00分更新

 DATAFLUCTは8月3日、勤務状況やプロジェクト進捗など、企業内の組織・人のデータを集約・統合・可視化し、生産性向上を支援するサービス「inctra(インクトラ)」β版の事前登録を開始した。

 リモートワークの開始や副業(複業)解禁によって多様化する組織やプロジェクト推進のコアになる人物の生産性を、細分化されたさまざまなデータソースから取得・蓄積、さらに集約によって構造化されたデータ統合基盤として構築、最適化することで、データに基づく「適切な人的リソースのアサイン」「透明性のあるプロジェクト管理」「ブラックボックス化しない個人のパフォーマンス評価」を実現するという。

 人件費や工数管理などの構造化されたデータやコミュニケーションツールのほか、開発プラットフォームなどに蓄積される人に関わる形式の異なるデータも、inctra上のDWH(データウェアハウス)で統合し、一元管理することが可能。組織の生産性のモニタリングや課題の発見、人員配置の最適化や人事評価指標など、組織と人に関わるあらゆる場面において活用できるとしている。

 バックオフィスや財務会計、CRM、プロダクト開発、社内コミュニケーションツールなど、社内の各部署で既に導入済みのSaaSやアプリケーションを継続利用したまま、組織・人に関わるデータを連携することが可能となっている。

 本サービスは、今回のβ版でユーザーからのフィードバックをベースに、機能を順次アップデートする予定。人的データを集約するデータソース部分の拡張をはじめ、DWHに集約したさまざまなデータを基にAI・機械学習を使ったモデル生成・最適化、BI/GUIグラフツールによる分析ソリューションの追加提供を予定しているという。

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