サムスン電子は今日11日、同社の新製品発表会である「Galaxy Unpacked」を開催。折りたたみスマホの新モデル「Galaxy Z Flip3 5G」と「Galaxy Z Fold3 5G」をお披露目した。なお、日本への導入は未定だが、これまでどちらもキャリアから登場していたので、期待できそうだ。
なお、今回紹介するスペックなどはすべてグローバルのものである。
タブレットサイズを持ち歩ける
「Galaxy Z Fold3 5G」
折りたためるスマホというのは以前から何度か登場していたが、アプリが対応していなかったり、使い勝手が悪かったりと、なかなか受け入れられなかった。だが、サムスンの「Galaxy Z Fold」シリーズは同社がGalaxyシリーズで培った技術力を元に、徹底的に品種改良して市場に投入され一定の支持を得ることに成功した。そんなGalaxy Z Foldシリーズも3代目。初代は問題点も多く「やっぱり折りたたみはダメか……」と思わされたが、2代目の「Galaxy Z Fold2」ではネガを潰して大幅に進化した。
3代目となる「Galaxy Z Fold3 5G」はメインディスプレーが7.6型(1768×2208ドット)で、アスペクト比が22.5:18、リフレッシュレートは120Hzに対応する。背面のカバースクリーンは6.2型(832×2268ドット、アスペクト比24.5:9、リフレッシュレート120Hz)だ。前モデルはサイズこそ同じだがリフレッシュレートが60Hzだったので、非常になめらかなになったことがわかる。
本体サイズは開いた状態で約128.1×158.2×6.4mm、閉じた状態は約67.1×158.2×14.4mm(最厚部16mm)、重さは271g。重さに関しては前モデルの283gから12gも軽量化に成功している。
スペックはSoCがSnapdragon 888、メモリー12GB、内蔵ストレージは256 or 512GBをラインナップ。バッテリー容量は4400mAhでOSはAndroid 11を搭載。5GはSub 6とミリ波に対応する。カラバリはファントムブラック、ファントムグリーン、ファントムシルバーの3色で、前回のブロンズはなくなった。
カメラ全部合わせると、なんと5眼! リアは3眼で1200万画素超広角(F2.2、123度)、1200万画素広角(標準、F1.8、83度)、1200万画素望遠(F2.4、10倍デジタルズーム)という構成。フロントカメラは400万画素(F1.8、80度)、そしてカバースクリーンにもカメラがあり1000万画素(F2.2、80度)が搭載されている。たとえばカバースクリーンをプレビュー画面として使い、リアカメラで自撮り、なんてこともできる。折りたたむことと、使うカメラで様々な写真が撮影できるのだ。
そのほか、IPX8の防水防塵機能とゴリラガラス Victusを採用したディスプレー、そしてGalaxy Z Fold3はペン型デバイスの「S Pen」にも対応する。S Penも「S Pen Fold Edition」と、ややサイズが大きい「S Pen Pro」の2種類があり、Galaxy Noteシリーズのようにメモを撮ったりイラストを描いたりできるのが特徴となっている。
「Galxy Z Fold3 5G」の主なスペック | |
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メーカー | サムスン電子 |
ディスプレー | 7.6型有機EL(22.5:18) 6.2型有機EL(24.5:9) |
画面解像度 | 1768×2208 832×2268 |
サイズ | 約128.1×158.2×6.4mm 約67.1×158.2×14.4mm(最厚部16mm) |
重量 | 約271g |
CPU | Snapdragon 888 2.84GHz+2.4GHz+1.8GHz (オクタコア) |
内蔵メモリー | 12GB |
内蔵ストレージ | 256/512GB |
OS | Android 11 |
5G対応周波数 | Sub 6/ミリ波 |
カメラ | アウト:約1200万画素(標準) +約1200万画素(超広角) +約1200万画素(光学2倍) /イン:約400万画素/カバーカメラ:1000万画素 |
バッテリー容量 | 4400mAh |
防水/防塵 | ○/○ |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
カラバリ | ファントムブラック、ファントムグリーン、ファントムシルバー |
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