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nanacoとWAONが年内にApple Pay対応! 支払いがさらに便利に

2021年08月10日 17時30分更新

nanacoとWAONが待望のApple Pay対応!

 日本国内の電子マネーの2大巨頭、nanacoとWAONが2021度年内にApple Payで使えるようになることが、両サービス運営2社より発表された。

 Apple Payは、交通系電子マネーSuicaやPASMOのほか、クレジットカードなどを一括管理できるAppleのモバイルウォレット。対応サービスの登録だけで、iPhoneやApple Watchで買い物をしたり、残高を確認したりできる。

 そこに、大手スーパーマーケットのイトーヨーカドーやコンビニエンスストアのセブン-イレブンなど約80万店で使えるnanacoと、全国84万ヵ所以上で使えるWAONが加わる格好だ。

 なお、nanacoは約7400万人の会員を保有し、WAONの累計発行枚数は8766万枚となっている。これまでAndroidの一部端末でしか使えなかった両サービスだが、Apple Payへの対応でさらなるユーザー数や発行数の拡大を狙う。

 ただ、Android版と同様にiOS向けのアプリが用意されるのかは現時点で未定。また、買い物の度にポイントが付与され、貯めたポイントを使うなど、現在の付加サービスがそのままiOS版へ継承されるのかも不明だ。

 あと数ヵ月もすれば、電車に乗るときはSuica、買い物をするときはnanacoというように、使い分けが可能になる。さらに、これらサービスの支払いにクレジットカードを設定しておけば、ポイントも期待できそうだ。

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筆者紹介:金子 麟太郎

 14歳の頃から、パソコンやタブレットで作曲する。CD制作にも取り組むうちに、機械にも興味を持ち、2016年(20歳)からITに関連する企業を取材し、記事を執筆する活動を始める。

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