チームスピリットは8月5日、働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」の新バージョン「TeamSpirit Summer’21」の提供を開始した。
TeamSpiritは勤怠管理、就業管理、工数管理、経費精算、電子稟議、社内SNS、カレンダーなど、社員が毎日使う社内業務を一元化したクラウドサービス。複数の機能が連携し、出社から退社までの働く人に関する活動情報を集まる仕組みとなっており、収集したデータの分析により働き方の可視化をすることで社員が取り組むべき重要な活動を洗い出し、生産性の向上につながる効果的なタイムマネジメントが可能になる。
新バージョンでは、勤怠打刻と同時に働く場所を登録できる「勤務場所登録機能」を標準搭載。従業員が日々の勤怠打刻とあわせて勤務場所を登録することで、管理者は、いつ誰がどこで働いているのかを把握することが可能となる。また、レポート機能を利用することで、補助金申請などで必要となる出社率の算出、実費ベースでの交通費精算に活用できる出社回数の算出、対象者がいつどこで働いていたかの特定(新型コロナウイルス感染症の陽性診断を受けた勤務者が発生した場合の濃厚接触者の絞り込みにも活用可能)などに活用できるという。
このほか、不正なデータの複製や削除を防止する制限を追加するとともに、経費申請や領収書の変更履歴を残す機能を実装。2022年1月の電子帳簿保存法の改正に向けて完全対応することを予定しているという。さらにTeamSpiritの運用マニュアルやFAQ、拡張ツールなどを提供しているユーザー専用のポータルサイト「TS Circle」の最新情報をTeamSpirit本体の管理者画面に表示する機能を搭載し、システム管理者の利便性を向上している。
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