ついにやってしまいました
S660で自損事故に! でも負けない!
Hondaの軽スポーツカー「S660」を我が家に迎えて5年。2回目の車検を迎えることになりました。ですが……、ここで大問題が発生したのです。長らく連載が止まっていた原因でもあります。
その大問題とは自損事故。ある日、朝から夜遅くまで仕事をした帰り道、高速道路で走行中にあっと思った瞬間、縁石に接触してしまいました。幸い他車を巻き込むことなく、本人も怪我はなかったのですが、ボディーの右側に深い傷がついただけでなく、まっすぐ走らなくなってしまいました。疲れている時は、無理をせずに休むべきだと痛感した次第です。
当然ながら修理をする必要になったのですが、これが想像以上に高額ではありませんか。任意保険で治してしまうのが一番簡単なのですが、翌年からの保険料が高額になるのと、万が一のより大きな事故の事を考えると避けたいところ。そこで自腹で修理することを決意したのですが、不幸なことに車検が近いというタイミング。車検を含めてまるっとお願いすると、50万円を超えるだろうとのこと。昨年からのコロナ禍により仕事が激減している身としては、いきなり50万円をキャッシュで支払うのはツライのです。
まっすぐ走らないという問題はフロントのアーム類に問題が生じたためで、自分で修理はできず、さらに車検も通らないということなので修理を依頼。部品交換と工賃で約8万円の修理費用が発生しました。これでまっすぐ走るようになったので、これで車検が通ると思いきや……フロントフェンダーがへこんだことにより、ドアとの間に段差が発生。この出っ張り部分が車検不適合だそうで、修理しなければなりません。ですが、このフロントフェンダーの修理が、部品交換した方が早くて安いとはいえ、それでもイイお値段。このフェンダー部分だけを注文しようとしたら、色々と面倒な話になってきたので、中古で探すことに。
ですが、フロントバンパーは中古品を6000円で見つけられたのですが、フロントフェンダーを見つけることは叶わず。よって自力板金で車検を通し、後日無限(M-TEC)などのアフターパーツを購入し、ドレスアップすることにしました。いつになるかはわかりませんが……。
自分で壊したなら自分で直す!
DIYでやってみようということに
ともあれ、フロントフェンダーを取り外さなければなりません。このフェンダーを取り外すには、フロントバンパーを外す必要があります。使う工具は、プラスドライバーと10番のメガネレンチ、そしてスナップ外しの3点。
ヘッドライトに傷がつかないよう、養生してから作業を開始。まずはボンネットを開けて4ヵ所のスナップを外します。スナップはプラスチック製なので、冬場とかは硬くなって折れるかも。ですので、暖めてから行なうとよいでしょう。
次にナンバープレートを外して、ナンバー裏に隠れているスナップ1ヵ所を外します。
続いて、底面にある4ヵ所も外します。車高を下げたクルマだと、かなりやりづらいです。
最後にフロントタイヤハウスにあるプラスのネジを外せば、あとは力任せに取り外せます。ここまでの作業は10分もあれば完了します。
次にフロントフェンダー。ここで使うのは10番のコンビネーションレンチです。ボンネット側3ヵ所、底面2ヵ所の合計5ヵ所を取り外すのですが、これが塗料が塗られているため、レンチ側で取り外そうとすると、ナットが取り外せないということに。先にスパナ側で塗料をある程度削りながら作業することをオススメします。
続いて、フロントバンパー側に取り付けられたプラスチックパーツをプラスドライバーで取り外し、2つのナットを取り外します。
最後にタイヤハウスのスナップを外せば取り外しできます。あとは叩いて曲げて、の素人板金。気分はまさに某ミッドナイトな漫画に出てくる板金小僧。ですが、やりすぎたり、足りなかったりで現物合わせ状態に。
なんとか車検は通ったが……
できればプロ(板金修理)に頼みましょう
なんとか出っ張りを隠すことに成功。これで車検は通るハズ! ということで無事に車検は通りました。コロナ禍が過ぎて、仕事量が元に戻ったらフロントフェンダーを交換したいと思います。問題はドアの傷で、これは自分ではどうしようもないかも。これは街の板金屋さんにお願いしたいと思います。
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