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百貨店誕生後100年 AIを用いた新たな分岐点となるか

AIアシスタント「PLEN Cube」を活用し百貨店の未来像を実現 「あべのハルカス近鉄本店」 で実証実験イベントを開催

2021年08月02日 09時00分更新

 PLEN Roboticsと近鉄百貨店は7月16日、あべのハルカス近鉄本店タワー館8階「kodomoの街」にて、AIを活用した百貨店の未来像を創る日本初の実証実験イベント「ミライデパート」を開催すると発表した。期間は7月16日から8月17日まで。

 イベント期間中、両社はAIアシスタント「PLEN Cube」の商品リコメンド、購買体験(ドリンクの注文)、エンターテインメント(ゲーム)、健康チェック(検温)の 4機能を活用して、AI、IoT、ロボティクステクノロジーを取り入れた、新しいデパートのあり方を探求する。

 なお同実証実験イベントは、PLEN Robotics が採択された 「Plug and Play Japan」 における「Smart Citiesアクセラレータープログラム」を通じ、同プログラムのコーポレートパートナーである近鉄グループとの協議を重ね実現に至った。

AI アシスタント「PLEN Cube」

 PLEN Cube は「顔」情報をパスに多様なサービスプログラムにアクセスし、対人接客業務サービスを自動化。労働人口減少に悩む社会インフラを再構築することを目的に開発された。場所や環境を選ばずユーザーを的確にサポートし、人と人、あらゆる情報サービスやデジタル・ライフのハブになるとしている。顔認証機能を使って人を検知、追尾し、音声対話機能で企業各々のニーズに最適化されたサービスを個別フィードバックするという。

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