東日本旅客鉄道(JR東日本)は7月29日、高額オレンジカード(5000円券、1万円券)を、9月30日をもって廃止すると発表した。
オレンジカードは、自動券売機(近距離用)できっぷを購入できるプリペイド式カードで、2013年3月31日に販売を終了している。
同社は10月1日~2023年3月31日の期間、5000円・1万円のオレンジカードの払い戻しを実施する。対象となるオレンジカードは、表面か裏面に「5,000(5,300)」または「10,000(10,700)」の記載があるもの。また、「JR東日本」「東日本旅客鉄道株式会社」の記載があるもの。JR他社(JR北海道、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州)や日本国有鉄道発行の高額オレンジカードは対象外となる。
払い戻しの方法は、JR東日本のみどりの窓口に持参するか、郵送の2種類。カード券面の総額が5万円以上の場合、窓口では受付できないので郵送での払い戻しとなる。郵送の場合、9月中旬以降に同社サイトに指定の「払戻し申込用紙」および「料金受取人払表示用紙(宛先記載・書留)」を掲載し、郵送方法など詳細を案内する予定。申込用紙は9月中旬以降にJR東日本のみどりの窓口でも受け取れる。
5000円券・1万円券のオレンジカードはすでに利用を停止しており、9月30日まで低額オレンジカード(500円券、1000円券、3000円券)に交換のうえ、利用できる。500円券、1000円券、3000円券の低額オレンジカードは引き続き利用できる。
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