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AIで被害状況をリアルタイムで地図上に再現

平塚市の浸水被害をAIで瞬時に再現、迅速な災害対応を可能に

2021年07月26日 10時00分更新

 スペクティは7月5日、河川の氾濫直後にAIによりリアルタイムで浸水範囲と浸水深を推定する2Dおよび3Dのマップ上に再現する技術を公開。平塚市で発生した浸水被害地域を可視化した。

 同社のAIによるリアルタイム浸水推定技術は、SNSに投稿された画像や道路・河川のカメラの映像から浸水深を即時に数値化。地形データ、降水量と組み合わせ、統合的に解析することで、発生から10分以内に浸水範囲と各地の浸水深を自動で地図上にシミュレーションできる。今回作成された浸水推定図では、平塚市内および周辺の川沿いを中心に、広い範囲での被害状況が確認された。

 また、スペクティが提供するAI防災・危機管理情報ソリューション「SpecteePro」では、SNSからの投稿や気象データ、停電や交通状況など100を超えるカテゴリーで、災害発生時の緊急情報をリアルタイムに配信しているという。現在無料トライアルも受け付けている。

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