対外活動は社会貢献の割合を高めていきたい
サイコムはゲーミングチームやイベントの支援、独自イベントの企画など、対外活動にも力を入れているが、昨年から少し異なるものも増やしている。それが、社会貢献活動だ。
その代表ともいえるのが、昨年のコロナ禍を機に始めた寄付。
売り上げの5%を寄付するモデルとして「G-Master Axilus」シリーズを販売したところ、予想以上の売れ行きとなり、当初の限定数となる各モデル100台はあっという間に完売。急遽追加するもそれも完売となったため、その後も継続販売となったものだ。
人気の理由は色々あるが、注目したいのはその価格。同じスペックの他モデルより、お買い得度の高い価格設定となっていたことだろう。
5%の寄付と聞くと、価格にそのぶん上乗せしてあるように考えてしまう。しかし実際は、利益率を下げたうえで、さらに寄付もするというものだ。他モデルよりもお買い得に見えるというのも当然だ。
最近の活動として行なったのが、ePARAへの協力だ。
ePARAは、eスポーツを通じて障碍者が自分らしく、やりがいをもって社会参加する支援を行っている団体。ここが主体となり、バリアフリーeスポーツカフェ「Any%CAFE」をオープンするにあたり、ゲーミングPCの提供を行ったのがサイコムだ。
7月20日にオープンしたばかりということもあり、知名度はまだまだ低いが、気になる人はぜひ寄ってみて欲しい。きっと、サイコムのPCが動いているはずだ。
もちろん、「C4 LAN」などのゲームイベントへの協賛も継続していく予定。昨年からのコロナウイルス感染症でオフラインイベントが軒並みキャンセルになってしまっているが、状況が落ち着けば、参戦したいとのことだった。
より尖った製品をより良い環境で生産するための「クラフトマンシップ」
今後の新モデルにも期待
他社ではなかなか扱えない、デュアル水冷のG-Master Hydro、細かな騒音値まで公開しているSilent-Master NEO、そして1台のPCを長く使おうというコンセプトのPremiumLineなど、手間がかかってしまうものでもプロ意識を持って丁寧に組み立て、サポートを含めたトータルの品質を追求しているのがサイコム。
「クラフトマンシップ」を掲げたコーポレートアイデンティティの刷新は、この方針を再認識し、さらに強めていくための決意のように感じられた。
近々登場してくれるだろう新モデルを待ちながら、これからのサイコムの活躍に期待したい。
(提供:サイコム)
週刊アスキーの最新情報を購読しよう