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「本人確認必須・監視体制あり・有料サービス」がポイント!?

20代の2人に1人が「マッチングアプリ利用経験あり」

2021年07月27日 09時00分更新

「Pairs」「Tapple」が二強

 皆さんはマッチングアプリを使ったことはあるだろうか。コロナ禍で出会いが減ったことで、マッチングアプリの利用率が伸びているという。TesTee(テスティー)調べの「マッチングアプリに関する調査」(2021年7月)を見ていこう。

 同調査で20~30代の男女を対象にマッチングアプリの認知度を調査したところ、「名前も知っていて、どんなサービスかも理解しているつもり」と回答した人は20代では56.3%、30代では46.6%だった。

 さらにマッチングアプリを知っている人に対して利用経験について調査したところ、「現在も利用している」「以前利用していたが現在は利用していない」と回答した人の割合は、20代では51.3%、30代では39.9%となった。

 マッチングアプリを認知している20代の半分以上が、マッチングアプリを利用したことがあるというわけだ。

 20~30代のマッチングアプリ利用経験者のなかでは、半数以上が「Pairs」に登録したことがあった。登録・利用率ともに、「Pairs」「Tapple」が性・年代を問わず上位2位を独占しており、サービスの人気がうかがえる。

Pairs

Tapple

コロナ禍で拡大する
大学生のマッチングアプリ利用

 大学生の利用も少なくないようだ。大学で講義中に聞いたところ、113名中18%が「マッチングアプリを使ったことがある」と回答。

 「マッチングアプリを使って知り合った人と会ったことがある。講義を受けて、『あの会い方は危なかったのかも』と感じた」と言っていた学生がいた。別の学生も、「大学にもほとんど行けないので、使っている友だちがいる。知り合った人と会っていると聞いている」と言っており、大学生の間で広く利用されている実態がわかる。

 「これまではSNSやマッチングアプリなどで知り合った人と会おうとは思わなかったが、大学にもほとんど行けないので、使わざるを得ない」と言っていた学生もいたが、これが実態に近いのではないだろうか。「有料のほうが本気で目的の近い人が参加している割合は高い気がする」。

 出会いがないなかで、若者たちはマッチングアプリを上手く活用しているようだ。本人確認が必須だったり、監視体制がしっかりしていたり、遊びの人がふるい分けられる有料サービスなどが人気となる傾向にある。

 マッチングアプリで事件に巻き込まれた報道もある一方で、最近は会う前にビデオチャットで本人確認するなどの対策もとられている。気になる方は、安全性の高いアプリを選んでのぞいてみてはいかがだろうか。

著者紹介:高橋暁子
 ITジャーナリスト、成蹊大学客員教授。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、監修、講演などを 手がける。SNSや情報リテラシー教育に詳しい。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)、『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)、『できるゼロからはじめるLINE超入門』(インプレス)など著作多数。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演も多い。公式サイトはhttp://akiakatsuki.com/、Twitterアカウントは@akiakatsuki

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