薩摩酒造は7月14日、エルステッドインターナショナル、福岡工業大学、BlueForceと共同で「環境・エネルギーミックスビジネスモデル」プロジェクトの「焼酎粕の新エコシステム構築プロジェクト」を発足させると発表した。
本プロジェクトは、本格焼酎造りを行なう過程で発生する焼酎粕を5R(Reduce/リデュース、Reuse/リユース、Renewable/再生可能、Reborn/再生、Recycle/再生利用)方式により電極材に変換し、SDGsの持続可能な開発目標の達成を目指すというもの。
同社は、持続可能な社会の実現が強く叫ばれる中、より社会に貢献できるかたちを模索していた折、「環境・エネルギーミックスビジネスモデル」事業に参画する機会を得ることができたという。
本プロジェクトにより、同社では次世代電池実現に欠かせない焼酎粕由来の特殊な活性炭の開発に携わることで、完全循環型経済システムを目指すBlueForceと共に、日本政府が発表した「2050年カーボンニュートラル宣言」を実現することに貢献するとしている。
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