第40回
DLSSでフレームレートもかなり向上!
第4世代Ryzen&最新GPUで検証!ついに日本語対応のPC版が登場した第二次世界大戦を舞台とした『ENLISTED』の快適環境とは?
第二次世界大戦における戦場を舞台にしたFPS『ENLISTED』の“PC日本語版”が、7月20日よりDMM GAMESでサービス開始となる。PC版はパブリッシャーであるGaijin Entertainmentにて英語版のみ、日本語版はPS5だけ、という状況だった。ようやくPCでも日本語でENLISTEDが思う存分楽しめるというわけだ。
今回はENLISTEDが最新スペックのPCでどの程度快適に遊べるのかを簡単に検証してみるが、その前にENLISTEDってどんなゲームなのか、簡単に紹介することにしよう。
分隊を組んで敵に挑め!
ENLISTEDは第二次世界大戦における西部・東部戦線(それ以外も開発中)をテーマにしたオンライン専用のMMO FPSだ。プレイヤーは枢軸と連合の2勢力に分かれ、最大10人対10人(SQUADモードの場合)、マップ上の目標を奪い合うことで勝敗を決する。
両軍合わせて20人とはなんとも小規模……と思うかもしれないが、プレイヤーは基本的に分隊長として戦場に投入され、分隊は最大9人で構成される。その場合、実際の対戦は100人以上の軍勢が激突することになる(分隊を使わないSOLOモードもある)。
自分以外の分隊メンバーは全てAIが操作するキャラだが、プレイヤーキャラが倒れた場合はすぐさま操作をAIから引き継ぐことができる。リアル系FPSだとヘッドショット一発で出撃画面に戻されてウンザリすることがあるが、ENLISTEDの場合、分隊員の数だけ戦場に居続けることが可能になる。BF系やCoD系と比べると気楽に楽しめると同時に、比較的キルもとりやすいのが特徴だ(AI操作のキャラは良いカモだ)。
だが気楽といってもグラフィックはしっかり作り込んであるし、経験値を稼いで分隊を強化したり武器をカスタマイズしたりするというRPG的要素もしっかり盛り込んである。特に分隊員を増強すればそれだけ戦場に長く残れる可能性も高まるので、バランス良く成長させることが肝要だ。
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