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Twitter、2要素認証(2FA)に物理的なセキュリティーキーが利用可能に

2021年07月09日 17時00分更新

 Twitter Japanは7月8日、公式ブログにてTwitterアカウントのセキュリティー強化を発表。2要素認証(2FA)に物理的なセキュリティーキーを使用可能とした。

 Twitterでは以前より2要素認証を取り入れるよう利用者に推奨しており、2018年に2要素認証のいくつかのオプションのひとつとしてセキュリティキーを追加していたが、当初対応していたのはデスクトップ(Twitter.com)のみで、Twitterアカウントは別の2要素認証を有効化しておく必要があった。

 2019年にTwitterではセキュリティキーのサポートをアップグレード(英語)して、最新のWebAuthn規格を採用。電話番号なしでの2要素認証を可能とした(英語)ことでSIMスワップ攻撃からも保護でき、より多くの人が2要素認証を利用できるようにした。さらに、2020年の改良ではiOSとAndroidでもセキュリティキーをサポート(英語)。今年に入ってからTwitterアカウントに複数のセキュリティキー(英語)を登録できる機能も追加し、バックアップ用のセキュリティキーを設定可能としたほか、複数の人で管理するアカウントでもセキュリティキーでの2要素認証が可能とした。

 今回は、ひとつ以上の物理的なセキュリティキーを自分のTwitterアカウントの唯一の2要素認証として設定する手段を導入。これによりバックアップ手段としての2要素認証を設定する必要がなくなり、電話番号を登録しなくてもよくなる。

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