エーテンラボは7月1日、同社の習慣化アプリ「みんチャレ」を活用した自治体向け「フレイル予防事業」を7月より本格展開すると発表した。
フレイルとは、年齢とともに心身の活力が低下し、要介護状態となるリスクが高くなった状態のこと。新型コロナウイルスの流行に伴い、運動や人と話す機会が少なくなり、高齢者の体の衰えや気持ちの落ち込みによるフレイル状態の悪化が懸念されている。
本事業は、高齢市民がみんチャレを利用して他者とオンラインのつながりを持ちながら、運動を継続する仕組みを自治体向けに提供する。高齢市民がスムーズにアプリを利用できるよう、同社が地域包括支援センターなどで使い方講座を実施するほか、アプリ使用者のデータを自治体へ提供することにより、自治体の非対面でのフレイル予防、介護予防を支援する。
みんチャレを活用したフレイル予防事業は、6月より先行的に府中市が導入している。今後、7月より横須賀市、8月より西東京市、その後東京都・神奈川県下の6地域の市民向けに順次、実証事業として展開する予定。2022年度には7自治体、2023年度に20自治体、2024年度に60自治体への展開を目指すとしている。
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