週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

ヤフー、内閣府が提供する「マイナポータル」と連携 「Yahoo!くらし」で行政手続きのオンライン申請サービスを提供開始

2021年06月30日 08時00分更新

 ヤフーは6月29日、生活に必要な情報を自治体ごとに確認できるサービス「Yahoo!くらし」(スマホ版)に、内閣府が提供する「マイナポータル」と民間企業で連携した行政手続きのオンライン申請サービスをベータ版として提供開始したと発表した。

 本サービスは、インターネットを活用し、行政手続きの検索から申請までをシームレスにできる。Yahoo!検索にて「罹災証明」や「介護手当」など行政手続きを検索することで、Yahoo! JAPAN IDの登録住所から自動で自治体を判定し、自治体別のオンライン申請に進める。また、申請に必要な氏名や住所なども、Yahoo! JAPAN IDの登録情報から自動で入力されるので、申請作業を軽減できる。

 手続きごとに必要なアクション数の事前提示、書類添付時などに画像を用いて手順を説明するなど、ユーザーが迷わずに申請できるようなサービスとなっている。

 具体的な申請方法は、必要な手続きをYahoo!検索で検索、オンライン申請が可能な場合、「オンラインで手続きを行う」ボタンが表示され、ボタンをタップするとYahoo!くらしの該当手続きに関する詳細情報ページが表示される。

 スマホで撮影した必要書類を添付し、連絡先、氏名、住所などの申請者情報、申請年月日や世帯主情報などの申請情報を入力する。また、Yahoo! JAPAN IDにログインしている場合、Yahoo! JAPAN IDの登録情報(氏名、住所、連絡先、性別)が自動で入力される。

 Yahoo! JAPANアプリでマイナンバーカードを読み取り、電子署名をすると、申請先の自治体に入力内容が送信される。自治体で受領後「マイナポータル」が提供する行政サービスの検索やオンライン申請ができるサービス「ぴったりサービス」からメールが届く。

 対象手続きは、以下の画像を参照。画像カッコ内の提供開始時期は、ヤフーでの提供開始の目安時期。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります