週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

高萩市、茨城交通、みちのりホールディングス、Via Mobility Japanの共同で

AIを利用した呼出型最適経路バス「MyRideのるる」、高萩市内で実証運行を開始

2021年06月28日 19時30分更新

 高萩市、茨城交通、みちのりホールディングス、Via Mobility Japanは7月1日より、茨城県高萩市内において呼出型最適経路バス「MyRideのるる」の実証運行を開始する。

 呼出型最適経路バスとはAIを利用し、ユーザーからのリクエストに合わせてバスの運行経路とダイヤを最適化して運行するもの。既存の標柱バス停に加え、システムの地図上に数多くの仮想バス停をきめ細かく設定することで、ユーザーの利便性を大幅に高めるとともに効率的な運行を行なえる。

 利用希望者が専用アプリ・MyRideのるるや電話で希望する出発地と目的地をリクエストすると、他の乗客の予約内容や道路混雑状況等に合わせて、AIが最適な運行経路とスケジュール(ダイヤ)を生成するという。

 本サービスにおいては、多数の仮想バス停を利用することで、既存バス停よりも希望場所に近い場所で乗降可能となり、運行時間帯内であれば、利用したいときにバスを呼び出せる等のメリットを提供できるとしている。

 なお、本サービスは段階的に対象利用者を拡大。年度内には高萩市内の既存の路線バス運行エリアほぼ全域において、誰でも利用できるサービスに拡大する予定。

運行エリア

 以下は運行内容の概要となる。

運行開始:7月1日
エリア:高萩市内の常盤自動車道より東側の地域
バス停:第1段階 124ヵ所(既存バス停96箇所、仮想バス停28箇所)
車両数:第1段階 中型バス1台
    第2段階 2台
    第3段階 4台
運行日:月曜~金曜
運行時間帯:概ね8時30分~15時
予約方法:専用アプリ(スマホ)での予約/電話予約
運賃:1乗車大人300円、小人150円

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります