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HIS Mobile、1GBで月590円、3GBで月790円と格安SIM最安級の新プラン「格安ステップ」

2021年06月28日 12時55分更新

 H.I.S.グループのモバイルサービス「HIS Mobile」は、新料金プラン「格安ステップ」を開始することを発表した。

音声SIMが1GBで月590円と格安SIMの中でも最安となる新プランを発表したHIS Mobile

 格安ステップは段階制で、音声SIMでの月額料金は月1GBまでで590円、~3GBで790円、~5GBで1190円、~7GBで1490円、~10GBで1790円とアップしていくが、いずれの段階でもドコモ網を用いる格安SIMでは最安級であることをアピールしている。

段階制でありながら、いずれの段階でも最安級。音声通話もアプリが不要な定額オプションを提供

 

データSIM、SMS付きデータSIMについても同じく新プランが用意される

 

 また、データ通信だけでなく、音声通話も安いというのもHIS Mobileの特長という。通話料は30秒あたり11円、1回5分までの国内通話定額を月700円で追加できるが、これらはいずれも専用アプリやプレフィックス番号の追加などは不要でそのまま電話をかけるだけでよく、利便性に優れている。

他の格安SIMとの比較。常に最安ではないが、ほぼ対抗できている形だ

 

 なお、より多くの通信量やかけ放題を求めるユーザーには、既存プランの「格安弐拾プラン」や「格安かけ放題プラン」で対応する。前者は20GBのデータ通信と70分の無料通話分が含まれて月2178円、後者は3GBと時間制限の無い国内通話かけ放題で月2728円。さらにいずれのプランも1GBあたり275円で追加チャージが可能だ。

 今回のプランについて、H.I.S.Mobile代表取締役社長の猪腰英知氏は、MMD研究所のデータを引用し、格安SIM利用者の約7割が3GBの未満の利用であること、また多くのユーザーが契約しているプランに対して、実際に利用している通信量はずっと少ないことから、特に低容量帯を強化したとする。また、ahamoユーザーへのアンケート結果から、通話定額に魅力を感じている割合が高いことから、音声通話にも力を入れたとのことだ。

引用されたデータ。MNO/MVNOとも通信量が少ないところにユーザーが集まっている

 

 新プランの提供開始に合わせて、キャンペーンも予定している。7月5日からはモトローラやOPPOなどの端末をセールで提供。割賦販売も可能になる。また、HISが提供している「世界一周オンライン体験ツアー」を先着1000名で招待。さらに、H.I.S.グループの電気会社であるHTBエナジーとの連携で、両方の加入時に電気の基本料金が6ヵ月、モバイルの基本料金が1ヵ月無料になるサービスも展開する。

端末のセールも7月から開始

H.I.S.グループ内での協力で、電気とのセットによるキャンペーンも実施

 

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