週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

NEC、5G基地局装置の無線機をグローバル市場向けに製品化 イベントにてバーチャル展示も実施

2021年06月23日 17時00分更新

 NECは6月23日、グローバル市場向け5G基地局装置の無線機(Radio Unit、 RU)を製品化し、下期に出荷を開始すると発表した。

 新製品は、グローバルで5Gの周波数帯に使用されている、3.7GHz周波数帯(3.3~4.2GHz)に対応。また、Massive MIMO技術を活用した超多素子アンテナと高精度なビームを形成するデジタルビームフォーミング技術を組み合わせることで、端末との高速・大容量通信を高効率に実現する。

 従来機種と比較して高出力化と広帯域化し、通信エリアの拡大と高速伝送を実現した。また、NEC独自の高密度実装技術・省電力技術・ファンレス化等により、小型軽量化・低消費電力を実現している。

 仕様面においては、O-RAN Allianceが定めるO-RANフロントホールインタフェース仕様に準拠し、異なるベンダの基地局装置とも接続が可能で、多様なユースケースや回線構築ニーズに応じたネットワークを実現する。

 6月28日~7月1日まで開催されるイベント「MWC Barcelona 2021」に合わせて、特設サイトで本製品をバーチャル展示を実施。詳細はこちらを参照。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります