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まんべんなくではなくメリハリの効いた成長を、データ活用に重点を置く三菱電機

2021年06月21日 09時00分更新

今回のひとこと

「新たな中期経営計画は、創立100周年を迎えた三菱電機が、この5年間でどう変わろうとしているかを示すものになる。まんべんなく成長するのではなく、メリハリをはっきりさせた事業オペレーションをしていく」

(三菱電機の杉山武史社長)

創立100周年、この先の5年間でどう変わるか

 三菱電機は、2025年度を最終年度とした中期経営計画を発表した。

 2025年度に売上高5兆円(2020年度実績は4兆1914億円)、営業利益率10%(同5.5%)、ROE10%、キャッシュジェネレーション(調整後営業キャッシュフロー)では5年間で3兆4000億円を目指す。

 杉山武史社長は、「新たな中期経営計画は、2021年2月1日に、創立100周年を迎えた三菱電機が、この5年間でどう変わるかを示すものになる」と位置づける。

 三菱電機では、100周年にあわせて、企業理念を改定。「私たち三菱電機グループは、たゆまぬ技術革新と限りない創造力により、活力とゆとりある社会の実現に貢献します」とした。

 新たな企業理念について、杉山社長は、「従来の企業理念の精神を受け継ぐとともに、これを存在意義と捉え、原動力となる要素を、たゆまぬ技術革新と、限りない創造力と定めた」と説明する。

 これまでは、信頼、品質、技術、貢献、遵法、環境、発展を「7つの行動指針」として掲げていたが、これを、「私たちの価値観」として、信頼、品質、技術、倫理・遵法、人、環境、社会に定めなおした。ここでは「人」を新たに加えたのが特徴だ。

 そして、従来は、コーポレートステートメントとしていた「Change for the Better」を、コミットメントに位置づけを変えた。

 「全世界12万人のグループ社員全員が、企業理念、私たちの価値観、コーポレートステートメントを深く胸に刻み、思いをひとつにしていくことになる」と述べた。

 さらに、経営方針では、「成長性、収益性・効率性、健全性のバランス経営に加え、すべての活動を通じたサステナビリティの実現に貢献し、経済的価値と社会的価値を両輪とした企業価値の更なる向上を実現する」とし、「社会、顧客、株主、従業員から、信頼と満足を得られるようにしっかりと取り組んでいく」と述べた。

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