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XYZプリンティングジャパン、粉末焼結積層造形方式3Dプリンター向けの樹脂材料「PA11」を発売

2021年06月14日 19時00分更新

強度と靭性を必要とする用途に適した材料「PA11」

 XYZプリンティングジャパンは6月14日、総合化学メーカー「BASF」とのアライアンスプログラムに基づき、粉末焼結積層造形方式向けの樹脂材料「PA11」を発売した。ラインアップは白と黒の2色展開。

ヒンジなど曲げ加工が必要な造形に適した物性

 粉末焼結積層造形方式3Dプリンター(SLS)向けの樹脂材料PA11は、耐熱・耐薬品・耐燃料、そして加工性に優れたポリアミド樹脂。

PA11が使用できる粉末焼結積層造形方式3Dプリンター「MfgPro230 xS」

 既に自動車・通信設備・スポーツ用品等に使用されており、試作用途だけでなく、最終製品用途にも対応可能な材料になっている。

 欧米市場では先行して販売しており、PA12以上に高精度・高耐久な造詣が可能な材料として高い評価を得ていることから、日本での販売を決定した。

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