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ASCII Power Review ― 第128回

「ROG Phone 5」実機レビュー = 本気ゲーマーはもちろん「最高のスマホ」が欲しいならコレ!!-倶楽部情報局

2021年06月14日 18時00分更新

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 本日は、ASCII倶楽部の人気記事「「ROG Phone 5」実機レビュー = 本気ゲーマーはもちろん「最高のスマホ」が欲しいならコレ!!」を紹介します。


 ASUS JAPANはゲーミングスマートフォン「ROG Phone 5」の国内発表をおこない、5月28日より順次販売が開始された。「4」がスキップされているので、今回のモデルはシリーズ4世代目。前モデル「ROG Phone 3」が2020年9月26日に発売されているので、1年の間を置かずニューモデルが投入されたことになる。

 現在ゲーミングスマートフォンの選択肢が増えてきているが、パイオニアであるASUSがどのような新機能を搭載してきたのかチェックしていこう。

ASUS JAPAN「ROG Phone 5」9万9800円~

最上位の「ROG Phone 5 Ultimate」も日本市場に投入!

 今回、日本向けには「ROG Phone 5」を2モデル(×2色)、「ROG Phone 5 Ultimate」を1モデル……合計5モデルが投入される。全モデルでプロセッサーに「Qualcomm Snapdragon 888 5G」(8コア、2.84GHz)、OSに「Android 11(ROG UI)」を採用。メモリー(RAM)は12GB /16GB /18GB、ストレージ(ROM)は256GB /512GBを搭載している。また本体カラーはファントムブラックとストームホワイトの2種類が用意された。

「ROG Phone 5」
ZS673KS-BK256R12/ZS673KS-WH256R12
(9万9800円、6月4日発売)
SD888/RAM12GB/ROM256GB/ファントムブラックとストームホワイト

ZS673KS-BK256R16/ZS673KS-WH256R16
(11万4800円、5月28日発売)
SD888/RAM16GB/ROM256GB/ファントムブラックとストームホワイト

「ROG Phone 5 Ultimate」
ZS673KS-WH512R18(14万9800円、夏期発売予定)
SD888/RAM18GB/ROM512GB/ストームホワイト
 

 なお「ROG Phone 5 Ultimate」は、最大容量のメモリーとストレージを搭載しているほか、各種情報を表示できる背面モニター、L2/R2ボタンとして機能する背面タッチパッドが用意され、RAMクロック3200MHzのメモリーが搭載されたスペシャルバージョンという位置づけだ。

 これら以外のスペックは全モデル共通。ディスプレーは6.78インチフルHD+有機EL(2488×1080ドット、リフレッシュレート144Hz、タッチサンプリングレート300Hz、タッチ入力遅延24.3ms)を採用。ディスプレー表面は「Corning Gorilla Glass Victus」でカバーされている。

 カメラは広角(6400万画素、F1.8)、超広角(1300万画素、F2.2)、マクロ(500万画素、F2.0)、フロント(2400万画素、F2.5)という構成。望遠カメラは搭載されていないが、6400万画素の高解像度カメラによりデジタルズームでも一定の解像感を期待できる。

 通信機能は5G(nanoSIM×2)、11ax、Bluetooth 5.2をサポート。WiFiネットワークが混雑している場合に、モバイルネットワークを利用してネットワーク接続を安定化する「HyperFusion」機能が搭載されている。5G接続時に本機能はさらに効果的なはずだ。

 本体サイズは173×77×9.9mm、重量は239g。6000mAhのバッテリーが3000mAhずつ分割して内蔵。また、65Wの急速充電に対応する。バッテリー駆動時間はWi-Fi通信時で約13.8時間、LTE通信時で約15.9時間、5G通信時で約12.5時間だ。

ディスプレーは前モデルの6.59インチ(2340×1080ドット)から6.78インチ(2488×1080ドット)に拡大。リフレッシュレートは144Hzで据え置きだが、タッチサンプリングレートは270Hzから300Hzに引き上げられた。またディスプレー下部には指紋認証センサーが内蔵されている

本体下部にはハイエンドDACを内蔵した3.5mmヘッドフォンジャックと、USB Type-C(USB2.0)を用意

本体右側面には超音波タッチセンサー「AirTrigger 5」、ボリュームボタン、電源ボタン、本体左側面にはnanoSIMスロット、純正アクセサリーと接続するための「ポゴピン」、USB Type-C(USB3.1)を配置

nanoSIMスロットはデュアル仕様。microSDメモリーカードスロットは非搭載だ

パッケージには、本体、USB ACアダプター、USB Type-Cケーブル、左側面ポート用保護キャップ、ケース、説明書類が同梱。外付けクーラー「AeroActice Cooler 5」(5980円)は別売りだ

USB ACアダプターの仕様は入力100-240V~1.5A、出力5V 3A、9V 3A、12V 3A、15V 3A、20V 3.25A、容量65W。USBケーブルの長さは実測118cm

ケースは本体カラーに合わせて、ファントムブラックに「Aero Case」、ストームホワイトに「Transparent Case」が付属

「AeroActice Cooler 5」はスマートフォン本体の冷却機能に加えて、画面上のボタン操作を割り当てられる「クーラーボタン」を追加。肝心の冷却性能は、CPU温度を最大10℃、本体の表面温度を最大15℃下げられるという

「AeroActice Cooler 5」はスタンドを装備。コントローラーを接続してゲームしたり、動画を鑑賞する際に重宝する

同時に発売される「ROG Kunai 3 Gamepad」(1万2080円)

「Nintendo Switch」などのゲーム専用機と同じ感覚で、物理レバー、ボタンを利用してゲームをプレイできる

ZenFoneシリーズと同等のカメラ画質を実現

 前述のとおり、「ROG Phone 5」には広角(6400万画素、F1.8)、超広角(1300万画素、F2.2)、マクロ(500万画素、F2.0)のトリプルカメラと、フロントカメラ(2400万画素、F2.5)が搭載されている。テスト撮影した日はあいにくの薄曇りの天気だったが、超広角、広角カメラで解像感の高さを確認できた。

 望遠カメラを搭載していない点を心配される方もいるだろうが、8倍デジタルズームで撮影しても、24インチぐらいのサイズで鑑賞するなら十分実用的な解像感が保たれる。また夜景モードも街灯や看板などの白飛びをしっかりと抑えつつ、明るく撮影できていて好印象だ。本製品にはASUSがZenFoneシリーズで培ってきた画像処理エンジンが採用されており、同等の画質を実現できているのだろう。

超広角(0.6倍)で撮影(イメージ情報4160×3120ドット、焦点距離2.13mm、シャッタースピード1/1797、F2.2、ISO25、測光方式Center weight)

広角(1倍)で撮影(イメージ情報4576×3432ドット、焦点距離5.58mm、シャッタースピード1/2114、F1.8、ISO25、測光方式Center weight)

望遠(デジタルズーム2倍)で撮影(イメージ情報4576×3432ドット、焦点距離5.58mm、シャッタースピード1/2024、F1.8、ISO25、測光方式Center weight)

望遠(デジタルズーム8倍)で撮影(イメージ情報4576×3432ドット、焦点距離5.58mm、シャッタースピード1/1496、F1.8、ISO25、測光方式Center weight)

広角(1倍)で撮影(イメージ情報4576×3432ドット、焦点距離5.58mm、シャッタースピード1/642、F1.8、ISO25、測光方式Center weight)

広角(1倍)で撮影(イメージ情報4576×3432ドット、焦点距離5.58mm、シャッタースピード1/40、F1.8、ISO208、測光方式Center weight)

広角(1倍)の夜景モードで撮影(イメージ情報4576×3432ドット、焦点距離5.58mm、シャッタースピード1/15、F1.8、ISO2922、測光方式Center weight)

マクロカメラで撮影(イメージ情報2592×1944ドット、焦点距離2.15mm、シャッタースピード1/60、F2.0、ISO119、測光方式Center weight)

端末を動かす動作にタップ操作を割り当てる
「モーションコントロール」を強化

 「ROG Phone 5」のゲーム機能で大きく進化したのが画面上のボタン操作を割り当てられる「Air Trigger 5」。特に「モーションコントロール」で、端末を傾ける、回転する、振る、前進、水平移動などの動作にタップ操作を割り当てられるようになった。

 「モーションコントロール」はボタンを押さずに動作だけで素早く実行できるのがメリット。「伏せる」や「走る」など反射的に実行したい操作を割り当てておけば勝率が上がりそうだ。


 続きは「「ROG Phone 5」実機レビュー = 本気ゲーマーはもちろん「最高のスマホ」が欲しいならコレ!!」でお楽しみください。

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