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千葉県木更津市の電子地域通貨「アクアコイン」とICチップを使ったタッチ決済体験を6月10日から実施

2021年06月10日 19時30分更新

 フィノバレーは、千葉県木更津市を対象とする電子地域通貨「アクアコイン」において、6月10日から9月30日までタッチ決済体験を実施する。

 アクアコインは、同社が提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を利用しており、スマホがないと利用できない仕様のため、高齢者の利用割合が低くなっている課題がある。そこで同社は、セキュリティーやUXの視点で優位性のあるICチップを活用した、スマホを使用しない「タッチ決済」を体験してもらい、その成果を取りまとめることで、今後の活用に向けた環境整備を行なうことを決定したとのこと。

 実施地域は木更津市域内でも特に高齢化が進行している富来田地区で、協力者は20名程度。使用するデバイスはアクアコインに対応したICチップを内蔵するリストバンドとカード。

ICチップ内蔵リストバンドイメージ

 なお同社は今後、夏に実証事業第2弾として、民間企業(移動販売事業者)との連携も視野に入れた事業展開を検討しているとのこと。

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