ドクターズとキヤノンITソリューションズは6月10日、医療クラウドの領域においてデジタルヘルスサービスに取り組む企業を支援するため、協業を開始したと発表した。
医療情報を扱うクラウドサービスは、医療機関における安全なクラウド利用の在り方を定めた国のガイドラインへの準拠が必要となり、医療クラウドサービスへの新規参入を試みる多くの企業にとって、大きな障壁の一つになっているという。
本提携においては、専門医を中心としたエキスパート医師およそ400名の知見を持つドクターズが臨床現場目線で企業の取組みを企画・提案し、幅広い専門性と確かな医療情報/IT知見を持つキヤノンITSがクラウドを活用したサービスを提供することにより、医療現場のニーズに直結する有用性の高いデジタルヘルスサービスを目指す。
デジタルヘルス分野に新規参入を試みる企業が、現場の声と乖離することのない新しいデジタルヘルスサービスを展開していくために、ドクターズは事業戦略から流通販路構築までの一気通貫の支援を、キヤノンITSは各フェーズにおいてサービスの企画からIT設計・開発、運営・運用・保守医療情報のクラウド実装をそれぞれ連携して行なう。
本発表に関して、「【現役医師が語る】医療現場に求められるデジタルヘルスとは?」と題した講演を6月28日14時よりウェブ開催する。参加は無料で、事前登録制。詳細ページから参加登録が可能。
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