「テレワークサービス」と「IPoEインターネットサービス」を提供開始
中堅・中小企業向けゼロトラスト対応サービス「Secure Access Gateway」、快適なテレワークを実現する新メニューが提供開始
NTTPCコミュニケーションズ(以下、NTTPC)は6月9日、同社が提供する中堅・中小企業向けのゼロトラスト対応サービス「Secure Access Gateway(セキュアアクセスゲートウェイ)」で、ふたつの新メニュー「テレワークサービス」と「IPoEインターネットサービス」の提供を開始した。
新型コロナウイルス感染症拡大にともない、リモートワーク環境からインターネット経由で社内ネットワークへ接続する機会が急速に拡大している。リモートワーク環境を構築するためには、社内イントラネットにゲートウェイ(GW)を追加で設計・構築しなければならず、投資コストやシステム人材確保に不安を抱える中堅・中小企業での導入が進まない一因になっていると、同社は考察している。
また、従来の企業ネットワークは社内のインターネット接続ポイントをGWに集約することが多く、トラフィックが集中するため、リモートワークを導入してもウェブ会議などのクラウドサービスの利用が増加すると、ネットワークが混雑してしまうといった課題があった。
NTTPCは、以上のような課題を解決するために、ゼロトラスト対応のSecure Access Gatewayにおいて、テレワークサービスとIPoEインターネットサービスの提供を開始したとのこと。
テレワークサービスは1テナントごとに月額1万8700円で提供する。初期料金はなし。本サービスを利用すれば、ユーザー自身によるGWの設計・構築も不要で、投資コストも抑えつつ、Secure Access Gatewayの社内ネットワーク(SD-WAN)から直接インターネット上のクラウドサービスに接続できるようになる。
IPoEインターネットサービスは、1拠点ごとに月額4180円で提供する。初期料金は3300円。IPoEとローカルブレイクアウト、スプリットトンネルといった機能を組み合わせれば、ネットワークの混雑を低減できるとしている。
同社は今後、Secure Access Gatewayにおいて、各種申し込みや管理を簡単かつ直感的に操作できる「ダッシュボード」機能、ユーザーのクラウドサービス利用をよりセキュアに実現する「セキュアWebゲートウェイ」などを順次提供する予定とのこと。
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