日本アビオニクスは、人の体表温度から発熱の疑いがある人を被検者に近寄ることなく衛生的に特定する、発熱者スクリーニング用の赤外線サーモグラフィーカメラ「InfReC(インフレック) フィーバースクリーニング(FS)シリーズ」の新たなラインアップとして、低価格なタブレット型の「T15A-FS」を6月9日より受注開始、6月末より出荷開始する。
本製品は、店舗や小規模オフィス向けに低価格に設定されたタブレット型サーモカメラ。
被験者がディスプレーの前に立つと、わずか1秒で発熱の有無と判定し、「いらっしゃいませ、どうぞお入り下さい」「申し訳ありません、体温計で検温してください」など、店舗やオフィスの入り口に合わせた音声で来客に判定結果と次の行動を通知できる。
またマスク着用のままでも自動計測でき、非着用者に対してはアラートを出すことも可能。
セルフチェックで運用できるので、人員/時間/二次感染リスクを低減するほか、受付や出入り口に省スペースで設置できるため、手軽に導入することが可能となった。
製品サイズはおよそ高さ227×幅85×奥行30mm(突起物含まず)で、価格は13万2000円。
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