週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

世界最速のゲーミングスマホ「RedMagic 6」を普通のユーザーが使うメリットは?

2021年06月05日 12時00分更新

人とは違う個性的なスマホを持ちたい人にも最適

 ゲーミングスマホのデザインは派手な印象がありますが。RedMagic 6の外観も、かなり攻めています。背面パネルにはカーボンファイバーを採用し、フツーのスマホではないことを主張するクールなデザインが施されています。プレイ中にカラフルな色で光らせることも可能。ですが、縦向きで持つとカメラ部がほとんど出っ張っておらず、緩やかなカーブが手になじみ、フツーのスマホとしても使いやすい印象。ゲームが主目的ではなく、個性的なデザインのスマホを持ちたい人も検討する価値がありそうです。

個性的だが派手過ぎず、クールでスタイリッシュな印象

ロゴマークやラインを光らせせたりもできる

 ちなみに、上位モデルのRedMagic 6 Proの背面パネルは、アルミニウム合金とガラスが使われていて、RedMagic 6よりも高い冷却性能を実現しています。

トリプルカメラの画質も良好

 アウトカメラは、メイン(6400万画素)+超広角(800万画素)+マクロ(200万画素)の3眼構成。ゲーミング性能が売りのモデルなので、カメラの性能にはさほど期待していなかったのですが、いい意味で期待を裏切られました。シチュエーションを選ばず、明るく撮影でき、スッキリとしたきれいな色で写ります。

実際に見えるよりも鮮やかに、されどナチュラルで落ち着いた色合いで写る

紫陽花を撮った作例。後方は自然にボケる

室内で料理を撮った作例

「夜景」モードで撮影した作例。手持ちでもシャープで鮮明な夜景写真が撮れる

 ただし、使い慣れないうちは、操作に戸惑うこともありました。デフォルトの「フォト」では、超広角への切り替えができず、マニュアルの「プローショット」モードに切り替える必要があります。また、マクロモードは、その他の撮影モードをまとめた「カメラファミリー」から起動する必要があり、少々不便に感じました。

超広角カメラは、マニュアルの撮影モードからしか起動できない

マクロモードは「カメラファミリー」から起動。ユニークな撮影モードも充実している

マクロモードで撮影する際は、フレームにルーペを表示させて、細かい部分までピントが合っているかどうかを確認できる

 なお、インカメラは800万画素で、手動で調整できる「フェイスビューティー」機能も搭載。ですが、画質はそれなりで、フェイスビューティー補正がやや不自然になるのも気になりました。

インカメラは10段階に調整できる「フェイスビューティー」機能を備える

【まとめ】ゲーム好きなら最上位の「RedMagic 6 Pro」をチョイスしたい

 RedMagic 6はゲーミングスマホであると同時に、現行機種ではトップクラスのハイスペックスマホでもあります。基本性能もしっかりしており、10万3385円という価格は、スペックのわりには安いとも言えます。無印のRedMagic 6と上位のRedMagic 6 Proの差分はメモリーとボディーの材質と冷却性能。とことんゲームを楽しみたい人は、1万円ほど高くなりますが、RedMagic 6 Proも検討すべきでしょう。

■関連サイト

  RedMagic 6 RedMagic 6 Pro
メーカー Nubia Technology
ディスプレー 6.8型有機EL(20:9)
最大165Hzリフレッシュレート対応
画面解像度 1080×2400
サイズ 77.19×169.86×9.7mm
重量 220g
CPU Snapdragon 888 5G
最大2.84GHz(オクタコア)
内蔵メモリー 12GB 16GB
内蔵ストレージ 128GB 256GB
OS Android 11(RedMagic OS 4.0)
対応バンド 5G NR:n77/n78、NSA:1/3/8/18-n77,3/18-n78
LTE:1/3/8/18/19/20/26/28A(703-733MHz)
/38/41(2545-2655MHz)
W-CDMA:1/6/8/9/19
無線LAN Wi-Fi 6E(2×2 MIMO)
カメラ アウト:64メガ+8メガ(超広角)
+2メガ(マクロ)/イン:8メガ
バッテリー容量 5050mAh(最大66W対応)
生体認証 ○(指紋、顔)
SIM形状 nanoSIM×2
USB端子 Type-C
イヤホン端子
カラバリ エクリプスブラック ムーンシルバー
価格(国内版、税込) 10万3385円 11万4885円
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事