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バッファロー、メーカーの垣根を超えて接続可能「EasyMesh」の採用や対応するWi-Fiルーターの新製品を発表

2021年06月03日 18時45分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

 バッファローは、6月3日にオンラインにて発表会を行ない2019年以降に発売済のWi-Fi 6ルーターにはファームウェアアップデートにより対応。2021年内に発売するWi-Fi 6対応ルーターかつWi-Fi中継機に標準対応すると発表した。

外出自粛による影響か中継機の売り上げが向上

 同社によると、Wi-Fiルーターは、昨年からWi-Fi 6の普及が伸びており、購入者が商品を購入する際に最も重要視するのはBCN調べで「電波到達範囲」だという。

Wi-Fi 6ルーターの普及率は、2021年4月時点で32%になっている

Wi-Fiルーター購入時に重要視することは「電波到達範囲」と答えた割合は57.1%としている

 また、家庭でのWi-Fiルーターの利用が、PC中心で利用する場所が限定的だったところから、ゲーム機やスマートフォンの普及により、Wi-Fiルーターと中継機を使って複数の部屋での利用が増加。テレワークやオンライン学習の普及により、1日のうちに端末を使用する場所が、刻一刻に変わるようになっているとのこと。

近年は、ゲーム機やスマートフォンの普及により、家の至る所でWi-Fiを利用することが当たり前になっている

 そういった時流により、Wi-Fi中継機の売り上げはWi-Fiルーター以上になっているが、メッシュWi-Fiに至ってはメッシュ対応ルーターの普及率が15.7%と低く、メッシュ対応中継機は36.1%とルーターよりは普及しているが、それでもまだ少ないという状況だという。

Wi-Fi中継機のとWi-Fiルーターの販売台数の推移

メッシュ対応Wi-Fiルーターの市場構成比

メッシュ対応Wi-Fi中継機の市場構成比

 加えて、アンケートでWi-Fi中継機とメッシュ対応の中継機の認知度を調査したところ、認知度はまだまだ低いという結果になったという。そこで同社は、メーカーの垣根を超えてメッシュネットワークが構築できるWi-Fi EasyMeshの採用を決めたとのこと。

Wi-Fi中継機を知っている人は60%、メッシュ対応中継機はさらにその半分の30%と認知度が低いという

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