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人気モデルをプロの声を聞いてより丈夫に

ゼンハイザーが新モニターイヤホン「IE 100 PRO」正式発表、IE 40 PROの後継機種

2021年06月03日 11時00分更新

IE 100 PRO

要望の多かった端子部を改良、半透明のレッドがカッコいい

 ゼンハイザージャパンは、2018年に発売したIE 40 PROの後継モデル「IE 100 PRO」を6月17日に発売する。ミュージシャン、クリエイターなどをターゲットにした音楽制作者向けイヤホン。価格はオープンプライスで、店頭での販売価格は1万4300円程度になる見込み。カラーはブラック、クリア、レッドの3色展開。

3色のカラバリを用意する。

印象的なクリアレッド。もともとはアジア地域で限定販売していたもの。

マットな質感が印象的なブラック。

内部の構造が透けて見えるクリア。

コネクターはIE 400/500 PROと共通になった。

太く安定している。

 IE 100 PROは、IE 40 PROと同じ直径10mmのダイナミックドライバーを搭載。コネクターとケーブルをより信頼性の高いものに変更した。3ケタ型番に揃え、コンシューマー機のIE 300 SやIE 900などとも整合性の取れたラインアップとなった。国内では標準の有線タイプを先行販売するが、夏をめどにBluetoothアダプターの「IE PRO BT Connector」を発売。これを同梱してワイヤレス接続ができる「IE 100 PRO Wireless」の販売も予定されている。

 10mm径のドライバーはアイルランド工場で生産。特殊形状のダイヤフラムを使用し、高音を担当する中間部を硬く、低音を担当する外側を柔らかくしなやかにしている。加えて、超軽量な銅/アルミニウム製のボイスコイルを採用している。なお、ゼンハイザーのイヤホンは7mmのドライバーを使用する場合が多いが、製造コストや低域の再現性のベストバランスを考えて10mm径としている。

 イヤホンとケーブルの接続部はIE 400 PRO/IE 500 PROと同じとなり、オプション類の共通化が可能となった。筒状で端子が太く、同軸部分の芯線が太く耐久性が高いとする。イヤーフックに関しても、IE 40 PROよりも補強している。

 インピーダンスは20Ωで、感度は115dB/m、周波数特性は20Hz~18kHz。ハウジングは最大26dBの高遮音特性を持つ。0.1%(1kHz/94dB)と歪みが少ない。重量は約19g。S/M/Lのイヤーチップとフォームタイプのチップを同梱する。ワイヤレスアダプターは、Bluetooth 5.0接続でSBC/AAC/aptX LowLatencyコーデックに対応する。

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