要望の多かった端子部を改良、半透明のレッドがカッコいい
ゼンハイザージャパンは、2018年に発売したIE 40 PROの後継モデル「IE 100 PRO」を6月17日に発売する。ミュージシャン、クリエイターなどをターゲットにした音楽制作者向けイヤホン。価格はオープンプライスで、店頭での販売価格は1万4300円程度になる見込み。カラーはブラック、クリア、レッドの3色展開。
IE 100 PROは、IE 40 PROと同じ直径10mmのダイナミックドライバーを搭載。コネクターとケーブルをより信頼性の高いものに変更した。3ケタ型番に揃え、コンシューマー機のIE 300 SやIE 900などとも整合性の取れたラインアップとなった。国内では標準の有線タイプを先行販売するが、夏をめどにBluetoothアダプターの「IE PRO BT Connector」を発売。これを同梱してワイヤレス接続ができる「IE 100 PRO Wireless」の販売も予定されている。
10mm径のドライバーはアイルランド工場で生産。特殊形状のダイヤフラムを使用し、高音を担当する中間部を硬く、低音を担当する外側を柔らかくしなやかにしている。加えて、超軽量な銅/アルミニウム製のボイスコイルを採用している。なお、ゼンハイザーのイヤホンは7mmのドライバーを使用する場合が多いが、製造コストや低域の再現性のベストバランスを考えて10mm径としている。
イヤホンとケーブルの接続部はIE 400 PRO/IE 500 PROと同じとなり、オプション類の共通化が可能となった。筒状で端子が太く、同軸部分の芯線が太く耐久性が高いとする。イヤーフックに関しても、IE 40 PROよりも補強している。
インピーダンスは20Ωで、感度は115dB/m、周波数特性は20Hz~18kHz。ハウジングは最大26dBの高遮音特性を持つ。0.1%(1kHz/94dB)と歪みが少ない。重量は約19g。S/M/Lのイヤーチップとフォームタイプのチップを同梱する。ワイヤレスアダプターは、Bluetooth 5.0接続でSBC/AAC/aptX LowLatencyコーデックに対応する。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります