CureAppは6月1日、健康保険組合、企業、自治体向けに医療向け治療用アプリ「CureApp SC」の処方が可能なオンラインの禁煙診療「ascureDr.卒煙」を7月1日よりトライアルで開始すると発表した。
同社は、ニコチン依存症を対象とした医療向け治療用アプリ「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」と民間法人向けモバイルヘルスプログラム「ascure卒煙プログラム」を提供している。
ascure卒煙プログラムは、民間法人向けに完全オンラインで提供してきたが、今回、「治療用アプリCureApp SCによる心理的サポート」、「医師によるオンライン診療」、「医療用医薬品使用」した医療による健康保険組合、企業、自治体向けの禁煙診療プログラムを開始する。新型コロナウイルス蔓延により、病院への受診を控えている人でもオンラインで禁煙診療を受けられる。
治験によって安全性と有効性が確認されたCureApp SCを使用し、個々の患者の治療状況や体調などに合わせて個別化したガイダンスを通知する。在宅や勤務中など医療者の介入が難しい「治療空白」期間及び診察開始から6ヵ月間までアプリが支援する。
日本循環器学会の「禁煙治療のための標準手順書第8版」をベースに、医師の判断によって完全オンラインで個々の患者に診療を実施。また、医師の処方によってのみ提供可能な医療用医薬品を自宅まで配送する。
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