デノンは5月28日、「AVC-X8500HA」を発表した。13.2chのAVアンプで、AVC-X8500Hをベースにしつつ、新たにHDMI端子の入力1系統/出力2系統で、8K/60Hz、4K/120Hz映像のパススルーなどHDMI 2.1のスペックに含まれる機能をサポートした。発売は6月中旬で、価格は55万円。
X8500H同様、モノリスコンストラクション・パワーアンプを搭載。増幅素子に、Hi-Fiアンプの設計思想を踏襲した大電流タイプのパワートランジスタ「Denon High Current Transistor」を採用し、各チャンネル最大260W(消費電力900W)と高出力。ステレオ再生時は定格150W+150Wの出力が得られる。
入力8系統/出力3系統あるHDMI端子のうち上述の1系統/2系統は著作権保護技術HDCP 2.3、BT.2020信号のパススルー、HDR10/Dolby Vision/HLG/HDR10+/Dynamic HDR、eARC、ALLM、VRR、QMS、QFTなど最新サラウンドフォーマットやゲームなどに求められる低遅延などもサポート。Amazon Music HDの再生など、HEOSによる豊富なネットワーク再生機能も持つ。
また、6月15日からはAVC-X8500HをAVC-X8500HA相当にするアップグレードプログラムの受付も開始。料金は7万7000円だ。
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