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Anker、独自技術「GaN ll」採用の小型ACアダプター開発 約4cm四方/68gで45W充電に対応

2021年05月25日 18時40分更新

 アンカー・ジャパンは25日、「Anker Power Conference -’21 Spring」を開催。その中で新たな独自技術「Anker GaN ll」を発表するとともに、第1弾モデル「Anker Nano ll 45W」を発売した。価格は3390円。

 Anker GaN llでは、Power Integrationsが提供する電源制御IC「InnoSwitch」シリーズを採用。スイッチング周波数を高めることで電子部品を小型化するとともに、熱源の分散配置、回路構成や電子部品配置の最適化により、製品の品質を保ちながら、よりコンパクトな製品作りを可能にしたという。

 同技術を採用した第1弾モデルがAnker Nano llシリーズとなる。シリーズには、30W/45W/65Wの各モデルが用意されているが、まず発売されたのは45Wモデル(30W/65Wモデルは7月下旬発売予定)。本体サイズは約35×38×41mm(重量約68g)と、GaNを採用した初期の30Wモデル(Anker PowerPort Atom PD 1)と比較しても、さらにサイズが小さくなりながら出力がアップ。さらにプラグは折りたたみ式となっている。

 そのほかにも同社はApple Watch用の充電器を6月3日に4モデル同時発売する。USB端子に直接差し込んで充電可能なコンパクトタイプ「Anker Portable Magnetic Charger for Apple Watch」(3490円)、充電器の上に置ける&横向けに立てかけても充電できる「Anker Magnetic Charging Dock for Apple Watch」(3990円)の2シリーズそれぞれに、USB Type-AまたはType-Cの2種類が用意される。

 完全ワイヤレスイヤホンでは、「Soundcore Liberty Neo 2」(5月25日発売、4990円)が登場。ベーシックな機能を備えるエントリークラス「Soundcore Liberty Neo」の第2世代モデルで、8mmドライバーを装備することで、小型ながら迫力あるサウンドを楽しめる。また独自アプリ「Soundcore」にも新たに対応し、イコライザーの設定のほか、イヤホンでの操作をカスタマイズすることが可能になった。再生可能時間はイヤホン本体では最大10時間、ケースを含めると最大40時間。イヤーチップは5サイズが付属する。

 

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