PR TIMESは5月20日、これまで法人向けに提供してきたプレスリリース配信サービス「PR TIMES」の配信利用を、個人事業主にも受付を拡大した。
同社では「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」をミッションに掲げ、創業間もない企業から地方・中小・大企業まで幅広く情報発信を支援。プレスリリースは今やインターネットを通じて生活者も楽しむニュースへと進化し、事業者が新たな企業活動を公に伝えるためのコンテンツとして活用されつつあるという。
同社では、情報を発信するのが企業や有名な人だけでなく個人で事業を営む人や企業のなかの一担当者も含むとして、個人事業主もプレスリリースを発信できるよう個人事業主向けの「PR TIMES」利用について2018年頃から検討と試行を重ね、登録申込と審査・利用サポートなどについて整備。提供を開始した。
個人事業主のプレスリリース発信は、法人登記をしていない事業者でPR TIMES利用登録申請後、審査通過した人を対象とする。プレスリリースを最大300媒体のメディアに送付するとともにパートナーメディアへのプレスリリース原文を掲載。料金は従量課金プランとなり、1配信3万3000円。
利用登録の際は掲載するウェブサイトなどの情報を元に事業内容を確認している。個人事業主でウェブサイトを持っていない場合は、開業届や資格証明書(必要な業態の場合)など実際に行なっている事業が確認できる書類の提供で登録が可能な場合がある。これらの書類もない場合でも、発信予定のプレスリリースの内容に加えて身分証明書の提示で登録申込みを受け付ける審査を行なう。
また、広報PRのナレッジを発信する同社のウェブメディア「PR TIMES MAGAZINE」にて、個人事業主がどのようなタイミングでプレスリリースを発信するべきか事例を交えた紹介や、プレスリリース発信の際に注意するべきポイント等について解説する特集記事を掲載している。
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