Dropbox Japanは5月20日、日本電気(NEC)が、テレワークソリューション群に企業向けクラウドストレージサービスの「Dropbox Business」と、同社のクラウド電子署名ソリューション「HelloSign」を追加し、提供開始したと発表した。
Dropbox Businessは、すべてのコンテンツやツールを1ヵ所に集め、スムーズな共同作業を実現する企業向けサービス。HelloSignは、セキュアな電子署名ソリューションを提供する。両サービスがネイティブレベルで連携することで、利用者は、重要な契約書の送信や署名、保管までをDropbox上で完結するとともに、法的拘束力のある電子署名をシームレスなワークフローで安全かつ簡単に実行できるとする。
今回、NECのテレワークソリューション群にDropbox BusinessおよびHelloSignを加えることで、製品導入にあたってのサポートをはじめ、ユーザー企業の希望に応じた連携ソリューションの提供まで、ワンストップでユーザーに合わせた提案が可能になる。
NECは2018年より社内変革プロジェクトの一環として、意識変革やインフラの整備、業務・プロセスのシンプル化を中核とした働き方改革を推進している。その後、新型コロナウイルス感染症の拡大により、働き方改革だけではなくBCP(事業継続計画)の観点からもテレワーク環境の整備と業務プロセスのデジタル化を加速させるため、5月にDropbox BusinessおよびHelloSignを同社のテレワークソリューション群に追加することを決定した。
NECのテレワーク支援サービスは、NECの脱ハンコ・ペーパレス推進の経験と知見をもとに、プロジェクト開始から運用開始までスムーズに導入できるようにサポートする。また、Dropbox Businessと連携可能な他サービスも併せて提供していく。
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